河合優実
2019年にデビューを果たすと、MVなどで存在感を発揮し、同年公開「よどみなく、やまない」で銀幕デビュー。21~22年には計12本の映画に出演し、特に「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」の演技が評価され、第64回ブルーリボン賞、第95回キネマ旬報ベスト・テン、第35回高崎映画祭など主要映画賞で新人賞を総なめにする。23年には「少女は卒業しない」で映画初主演を果たしたほか、TBS系連続ドラマ「不適切にもほどがある」で一躍知名度は全国区に。24年の入江悠監督作「あんのこと」でも説得力のある演技を披露し、第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で国際映画批評家連盟賞を受賞した「ナミビアの砂漠」に主演するなど、いま最も注目を集める俳優のひとりである。