バリー・ジェンキンス
米マイアミ出身。2003年、フロリダ州立大学カレッジ・オブ・モーション・ピクチャー・アーツを卒業する。長編監督デビュー作「メランコリーの妙薬」(08)がSXSWをはじめとした映画祭で好評を集め、インディペンデント・スピリット・アワードで初長編作品賞など3部門にノミネートされて注目を獲得。黒人少年の成長を描いた長編2作目「ムーンライト」(16)がアカデミー賞で作品賞、脚色賞など3部門を受賞。また、ゴールデングローブ賞でも作品賞(ドラマ部門)を受賞した。
続く「ビール・ストリートの恋人たち」(18)はアカデミー脚色賞と作曲賞にノミネートされた。ディズニーの実写版「ライオン・キング ムファサ」(24)でメガホンをとるほか、プロデューサーとしても活躍し、「17歳の瞳に映る世界」(20)や「aftersun アフターサン」(22)など話題作の製作に名を連ねている。