バネッサ・カービー
舞台女優としてキャリアをスタートさせ、英BBCの「THE HOUR 裏切りのニュース」(11)でTVドラマに初出演。以降、「大いなる遺産」(11)、「フランケンシュタイン・クロニクル」(15)などに出演する。英国王室を題材にした「ザ・クラウン」(16~17)でマーガレット王女役を演じ、18年に英国アカデミー(BAFTA)賞で助演女優賞を受賞した。映画では、「アバウト・タイム 愛おしい時間について」(13)や、「ジュピター」(15)などを経て、トム・クルーズ主演の人気シリーズ第6弾「ミッション:インポッシブル フォール・アウト」(17)でキーパーソンのひとり、ホワイト・ウィドウ役に抜てきされた。その後、メガヒットシリーズの通算9作目となる「ワイルド・スピード スーパーコンボ」(19)にも出演。第77回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品された「私というパズル」(20)では、自宅出産直後に悲劇に見舞われる女性を熱演し、同映画祭のポルピ杯(最優秀女優賞)を受賞。第93回アカデミー賞でも主演女優賞にノミネートされた。