ジェニファー・レイム
米ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。コネチカットのウェズリアン大学を2004年に卒業し、翌05年以降、TVドラマや映画の編集アシスタントとしてキャリアを積む。
マイケル・ウォーカー監督作「Price Check」(12)で初めて長編映画の編集としてクレジットされ、同年の「フランシス・ハ」以降、「ヤング・アダルト・ニューヨーク」(14)、「マリッジ・ストーリー」(19)など、ノア・バームバック監督作の編集を多数手がける。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(16)や「ミッドサマー」(19)といった話題作の編集を手がけて徐々に業界内で注目を集め、「TENET テネット」(20)でクリストファー・ノーラン監督と初タッグを組み、同監督の「オッペンハイマー」(23)でアカデミー編集賞を受賞した。その他、編集を手がけた映画に「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」(22)など。