ビル・スカルスガルド
父は名優ステラン・スカルスガルド、兄のアレクサンダーとグスタフも俳優という、スウェーデンの芸能一家の出身。10歳のとき、兄のアレクサンダーも出演した「White Water Fury(英題)」(00・日本劇場未公開)で長編デビュー。2009年に高校卒業後、本格的に俳優活動を開始。アスペルガー症候群の主人公を演じた「シンプル・シモン」(10)はアカデミー賞外国語映画賞のスウェーデン代表に選出。12年・第62回ベルリン国際映画祭で、ヨーロッパの期待の若手俳優に贈られるシューティング・スター賞を受賞する。ジョー・ライト監督の「アンナ・カレーニナ」(12)を経て、SFアクションシリーズ第3弾「ダイバージェントFINAL」(16)でハリウッドデビュー。スティーブン・キング原作の大ヒットホラー「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」(17)では殺人ピエロ・ペニーワイズを熱演。その他の映画出演作に、スパイアクション「アトミック・ブロンド」(17)など。