クランシー・ブラウン
オハイオ州出身。祖父と父は新聞社を経営して州の下院議員も務め、母は音楽家という一家に生まれる。学生時代は円盤投げやフットボールの選手として活躍。シカゴの劇場で演技の経験を積み、ショーン・ペン主演「バッド・ボーイズ」(83)で映画デビューした。人造人間ビクターを演じた「ブライド」(84)や、「ハイランダー 悪魔の戦士」(86)、「影なき男」(87)などの悪役で注目を集める。以降も、名作「ショーシャンクの空に」(94)の看守役や「スターシップ・トゥルーパーズ」「フラバー」(ともに97)などの映画で活躍。特徴のある太い声で声優としても引く手あまたとなり、アニメ版「スーパーマン」(96)や「スポンジ・ボブ」(99)をはじめ多くのアニメやゲーム作品にも参加した。近年の出演作に「バトルフロント」(13)、「マイティ・ソー バトルロイヤル」(17・声の出演)、「プロミシング・ヤング・ウーマン」(20)など。