上田慎一郎
滋賀県出身。中学1年の頃から自主映画やコント映像の制作を始め、高校卒業後も独学で映画制作を学ぶ。2009年、映画製作団体「PANPOKOPINA」を結成し代表を務める。オムニバス映画「4/猫 ねこぶんのよん」(15)の1編「猫まんま」の監督・脚本で商業映画デビュー。その後、短編映画「テイク8」(15)、「ナポリタン」(16)などで監督・脚本・編集を務める。17年、ENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾となる「カメラを止めるな!」で初めて劇場用長編映画を監督。同作は、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018でゆうばりファンタランド大賞などを受賞する。18年6月から劇場公開が始まると口コミやSNSで評判が広がり、上映館数が当初の2館から120館以上へと拡大され、低予算のインディーズ映画としては異例のヒットを記録した。その他、妻・ふくだみゆきの監督作「こんぷれっくす×コンプレックス」(15)などでプロデューサーを務める。