ポプラン
劇場公開日:2022年1月14日
解説
2018年に「カメラを止めるな!」で映画界に旋風を巻き起こした上田慎一郎監督のオリジナル作品で、ある日突然どこかへいってしまった自分のイチモツを捜す男の姿を、奇妙でシュールな世界観とともに描いた。ある時、東京の上空を高速で横切る黒い影が目撃され、ワイドショーなどは「東京上空に未確認生物か」と騒ぎ立てる。一方、漫画配信で成功を収めた経営者の田上は、自分のイチモツがなくなっていることに驚く。自身のイチモツを捜す田上は、やがて同じようにイチモツを失った人々が集まる「ポプランの会」なる集会にたどり着く。主演は「メランコリック」の皆川暢二。
2022年製作/96分/G/日本
配給:エイベックス・ピクチャーズ
スタッフ・キャスト
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2022年1月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
当たり前のように身近にあり、それゆえあたかも存在しないかのようにぞんざいに扱い、あるいはないがしろにし、失った後に初めてその大切さに気づく。一見ばかばかしくて下品な「自分の元を去っていった男性器を探す旅」には、長く生きていくうちに見失ってしまった大事なもの、離れてしまったかけがえのない人を思い出し、“自身”を取り戻そうとする営みが重ねられていく。
性器のことを“シンボル”と呼んだりもするけれど、本作におけるイチモツはまさに、身近すぎてその真価を見失いがちなものの象徴だ。
徳永えりが演じる元妻が、訪ねてきた主人公へ別れ際にこやかに放った一言が胸に刺さる。原日出子演じる母が、久しぶりに帰ってきた主人公を玄関で迎えるシーンには涙腺を刺激された。この2つの場面が特に記憶に残っている。
2022年5月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
東京の上空を高速で飛ぶ黒い影が目撃され、未確認生物か、と話題になっていた。一方、漫画配の田上は、自分のチ○コがなくなっていることに気づき、探していたら、同じようにチ○コを失った人々が集まってる、ポプランの会、に参加した。チ○コは取り戻せるか、という話。
バカバカしいストーリーだがセミ取りしてるようで面白かった。
実際、何らかの理由でチ○コが無くなったら悲しいだろうなぁ、って思った。それと、なぜか樹木希林が悠木千帆の時代にテレビのドラマで子供にチ○コは大きくなったらシッコする以外に使うんだと教えてたシーンを思い出した。
2022年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
色んな物を犠牲にして成功した男。ある朝、起きると自分のイチモツがいなくなっていた❗
それは消失ではなく家出。ポプランと呼ばれるそのイチモツは時速200kmで動き回り6日経つと力尽きてしまう…。男は自らの息子を取り戻すことが出来るのか⁉️
とってもシュール。設定がしっかりしていてポプランを捕まえるために奔走する様が何とも言えない。楽しいかと聞かれたら…切ない、何だかとっても切ない。
ポプランが窓ガラスにぶつかったりする場面では、何だか身体の一部がキューンっとなった(^^;
とても面白かったです♪
2022年3月12日
Androidアプリから投稿
22010.ポプランと同時に忘れていた物を取り戻す