カイル・イーストウッド
ベーシスト兼作曲家。俳優で映画監督のクリント・イーストウッドと、最初の妻マーガレット・ジョンソンの長男。ジャズファンとしても知られる父親のもと、少年時代からジャズに親しみ、1998年のアルバム「From There To Here」でジャズベーシストとしてメジャーデビューを果たす。その後もソロミュージシャンとして活動を続ける一方で、父の監督作「ミリオン・ダラー・ベイビー」(04)、「父親たちの星条旗」(06)などに楽曲を提供し、「硫黄島からの手紙」(06)や「グラン・トリノ」(08)、「インビクタス 負けざる者たち」(09)などの音楽を担当。「グラン・トリノ」ではゴールデングローブ賞最優秀主題歌賞にノミネートされた。その他、ドキュメンタリー映画「ホームレス ニューヨークと寝た男」(14)では、かねてジャズカルテットを組んでいたマット・マクガイアとともに音楽を手がけた。