滝本憲吾 : ウィキペディア(Wikipedia)
滝本 憲吾(たきもと けんご、1979年(昭和54年)5月3日 - )は、大阪府出身の映画監督及びテレビドラマのディレクターである。
人物
吉本興業系の映像専門学校NCF(なんばクリエイターファクトリー)で井筒和幸ゼミ第一期生として在学し、井筒作品の現場に出て鍛えられる。「ゲロッパ!」で初めて劇映画の現場に監督アシスタントとしてつく。 以後、上京しフリーの助監督として、おもに井筒和幸、廣木隆一、中島哲也などの監督のもとで活躍。2007年にはサディスティック・ミカ・バンド再結成にあわせて製作されたドキュメンタリー「Sadistic Mica Band (映画)」(監修:井筒和幸)で監督デビューした。
漫才コンビ麒麟の田村裕と高校の同級生である。
作品
映画
監督作品
- 「Sadistic Mica Band」(2007年) - 兼 撮影・編集
- 「笑いのカイブツ」(2024年) - 兼 共同脚本
主な助監督作品
- 『ゲロッパ!』(井筒和幸監督・2003)
- 『クイール』(崔洋一監督・2004)
- 『やわらかい生活』(廣木隆一監督・2004)
- 『パッチギ!』(井筒和幸監督・2005)
- 『female』『女神のかかと』(西川美和監督・2005)
- 『嫌われ松子の一生 (映画)』(中島哲也監督・2006)
- 『フラガール』(李相日監督・2006)<演出部応援>
- 『パッチギ! LOVE&PEACE』(井筒和幸監督・2006)
- 『M』(廣木隆一監督・2007)<演出部応援>
- 『百万円と苦虫女』(タナダユキ監督・2008)<演出部応援>
- 『俺たちに明日はないッス』(タナダユキ監督・2008)
- 『TO THE FUTURE』(井筒和幸監督・2009)
- 『フィッシュストーリー』(中村義洋監督・2009)<演出部応援>
- 『色即ぜねれいしょん 』(田口トモロヲ監督・2009)<演出部応援>
- 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』(三浦大輔監督・2009)<演出部応援>
- 『キトキト!』(吉田康弘監督)<演出部応援>
- 『雨の町』(田中誠監督)<演出部応援>
- 『TKO HIPHOP』(谷口則之監督)
- 『カフェ代官山』(武正晴監督)<演出部応援>
- 『花婿は18歳』(武正晴監督)<演出部応援>
- 『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』<メイキング撮影>
- 『天国のバス』(郡司掛雅之監督)
- 『ヒーローショー』(井筒和幸監督・2010)
- 『告白』(中島哲也監督・2010)
- 『雷桜』(廣木隆一監督・2010)<演出部応援>
- 『黄金を抱いて翔べ』(井筒和幸監督・2012)
- 『奇跡のリンゴ』(中村義洋監督・2013)<演出部応援>
- 『旅立ちの島唄〜十五の春〜』(吉田康弘監督・2013)<演出部応援>
- 『渇き。』(中島哲也監督・2014)<演出部応援>
- 『イン・ザ・ヒーロー』(武正晴監督・2014)<演出部応援>
- 『百円の恋』(武正晴監督・2014)<演出部応援>
- 『バースデーカード』(吉田康弘監督・2016)<演出部応援>
- 『銃』(武正晴監督・2018)<演出部応援>
- 『来る』(中島哲也監督・2018)<演出部応援>
- 『無頼』(井筒和幸監督・2020)<演出部応援>
- 『アンダードッグ』(武正晴監督・2020)<演出部応援>
テレビドラマ
監督作品
- 『鈴木先生』(Lesson6)(2011年、テレビ東京)
- 『Piece』(2012年、日本テレビ)
- 『BAD BOYS J』(2013年、日本テレビ)
- 『仮面ティーチャー』(2013年、日本テレビ)
- 『49』(2013年、日本テレビ)
- 『トクソウ』(2014年、WOWOW)
- 『女はそれを許さない』(2014年、TBS)
- 『スリル!〜赤の章・黒の章〜』(第二話、第四話)(2017年、NHK)
- 『ポイズンドーター・ホーリーマザー』(2019年、WOWOW)
- 『FAKE MOTION –たったひとつの願い-』- (2021年、日本テレビ)
- 『運命警察』- (2022年、テレビ東京)
- 『サワコ 〜それは、果てなき復讐』(2022年、BS-TBS)
主な助監督作品
- 『青の女』(緒方明監督・2004)
- 『白の女』(廣木隆一監督・2004)
- 『美波21歳、神戸着。~女優の嘘、ホントの私~』(小林聖太郎演出・2008)<演出補>
- 『太宰治短編小説集「駈込み訴え」』(2010年9月27日午後10時35分、NHK-BS2) (西川美和監督)<取材>
- 『鈴木先生』(テレビ東京・2011・4月~6月)(河合勇人・橋本光二郎監督)<監督補>
配信ドラマ
- 携帯配信ドラマ『私が黄金を追う理由〜映画「黄金を抱いて翔べ」スペシャルドラマ〜』(2012年10月1日 - 同月27日、BeeTV)
- 龍が如く〜Beyond the Game〜(2024年10月25日 - 11月1日、Prime Video)
MVなど
- 小野賢章「FANTASTIC TUNE」(2014年)
- 小野賢章「TOUCH」(2014年)
- 小野賢章「ZERO」(2015年)
- Kensho Ono First Live & Documentary Film"Touch my Style"(2015年)
- 小野賢章「STORY」(2016年)
- かもめ児童合唱団「インターネットブルース」(2016年)
- 小野賢章「Night Drivi'n」(2016年)
- KENSHO ONO Live Tour 2016 〜Rainbow Road〜(2016年)
- 小野賢章「Against The Wind」(2017年)
- 小野賢章「Take The Top」(2017年)
- 小野賢章「FIVE STAR」(2018年)
CM
- 『eo光テレビ』(2010年)
- Miitopia(ミートピア)(2016年)
- 「もう大丈夫」篇/関西停電情報アプリ WEB MOVIE|関西電力送配電 (2022年)
- 「見ていてくれた」篇/関西停電情報アプリ WEB MOVIE|関西電力送配電 (2022年)
DVD
- 『みうらじゅん&安齋肇の勝手に観光協会』<映像演出>
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/10 06:16 UTC (変更履歴)
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike and/or GNU Free Documentation License.