伊藤猛
福岡県出身。京都産業大学卒業後に上京し、内田栄一主宰の演劇集団「銀幕少年王」に入団する。大学時代からの知り合いだった瀬々敬久監督の紹介で佐藤寿保監督と出会い、87年の「ロリータバイブ責め」で商業映画に初出演。以降、ピンク映画を中心にVシネやインディペンデイト系映画に多数出演する。瀬々監督作では、「愛するとき、愛されるとき」「マリアの乳房」(14)などに出演した。代表作に「きらい・じゃないよ」(91)、「黒い下着の女 雷魚」(97)、「つぐない 新宿ゴールデン街の女」(14)など。14年9月7日、肝不全のため52歳で他界した。