イ・ビョンホン
韓国・京畿道出身。漢陽大学仏文学科を卒業後、中央大学大学院新聞放送学科に入学し、中退。1991年、KBS公開採用タレント14期生に合格し、同年のTVドラマ「アスファルト故郷」で俳優活動を開始する。
95年に「誰が俺を狂わせるのか」でスクリーンデビュー。99年に軍服務に就くが、父親の訃報により6カ月の短期兵士となり、00年2月に復帰。サスペンス大作「JSA」(00)で、第1回釜山映画評論家協会賞の主演男優賞を受賞する。TVドラマ「美しき日々」(01)、「オールイン 運命の愛」(03)が日本でも放送され、女性からの圧倒的な人気を獲得。韓流四天王のひとりとして第1次韓流ブームの立役者となり、木村拓哉主演の日本映画「HERO」(07)にも出演した。
09年にはTVドラマ「IRIS アイリス」が話題を呼び、「G.I.ジョー」でハリウッドに進出。以降も「RED リターンズ」(13)、「ターミネーター:新起動 ジェニシス」(15)、「マグニフィセント・セブン」(17)などハリウッド大作に出演。韓国映画でも初の時代劇で1人2役を演じた「王になった男」(13)や「インサイダーズ 内部者たち」(16)など主演作がヒットし、国内外問わず活躍。18年、7年ぶりにTVドラマに復帰し、Netflix配信作品「ミスター・サンシャイン」(18)、「イカゲーム」(21)、「私たちのブルース」(22)で重要人物を演じた。妻は女優のイ・ミンジョン。