宇野祥平×前田弘二監督、盟友タッグ25作目はサスペンスコメディ!「Man」9月11日公開 萩原護が共演
2026年1月29日 18:00

「婚前特急」「まともじゃないのは君も一緒」などで知られる前田弘二監督が、名バイプレイヤー・宇野祥平を主演に迎えた新作映画「Man」が、2026年9月11日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと特報映像が披露された。
前田監督と宇野は、出会ってから25年。これまで自主制作映画、商業映画、テレビドラマなど計24作でタッグを組んできた盟友同士だ。共作25作目となる本作は、まさに“満(Man)”を持して送り出す、監督&主演タッグ作。正体不明の男が、犯罪に手を染める青年を「いい男」にするために尽くしまくるという、奇妙な共同生活を描いたサスペンスコメディだ。
物語の主人公は、車の窃盗団の一員である青年・小田。ある夜、犯行現場で見知らぬ男に拉致された小田は、「これからは時間をドブに捨てず、真っ当に生きるんだ」と告げられ、マンションの鍵を渡される。男は小田を“いい男”にするべく、執拗なまでの教訓と善意を押し付けてくるが、一体彼は何者なのか、その真の目的は何なのか――。
正体不明の“謎の男”を演じるのは、「罪の声」などで数々の映画賞に輝き、日本映画界に欠かせない存在となった宇野祥平。素性を明かさず若者を教育する男のおかしみと恐怖を、唯一無二の存在感で体現する。その男に振り回される青年・小田役には、ドラマ「街並み照らすヤツら」「ホットスポット」など話題作への出演が続く注目の若手俳優・萩原護が抜擢された。
披露されたポスタービジュアルは、シックなスーツに身を包んだ宇野の全身ショットに、「俺が君を、いい男にしてやる。」というコピーが添えられたもの。男性ファッション誌の表紙を彷彿とさせるクールなデザインながら、「謎の男に尽くされる」という状況とのギャップが不穏さを醸し出す。赤と黒のコントラストが、男の二面性を暗示しているようだ。公開決定に際し、宇野祥平、萩原護、前田弘二監督よりコメントも到着している。
前田弘二監督の作品に再び参加することができて、大変嬉しく思います。
監督はじめスタッフの皆さん、萩原護さん、共演者の皆さんにヒントをもらいながら、一生懸命演らせていただきました。
『Man』は“出会い”についての映画だと思っています。
前田監督と出会っていなければ、僕はこの仕事を続けていなかったと思います。
今回で前田監督の作品は25本目で、いつも繋ぎ止めてくれるかのように作品に呼んでもらいました。
ぜひ劇場で観てもらえたら幸いです。
無事に劇場公開が決定したとのことで、一安心と同時にワクワクしています。
目的不明の謎の男に尽くされる。これからどうなっていくんだ、
と思い続けている役どころなのですが、
まさに撮影中もどういう作品になっていくのか全く読めず、
これからどうなっていくんだろう、と思っておりました。
それこそがこの作品の持ち味なのだと思って、
僕はただ、宇野さんの背中と前田監督のキラキラした目が向いている方について行きました。
ぜひ、多くの方に観ていただきたいです。
宇野祥平くんとは、25年前、互いに20代の頃に親しくなりました。
ある日、宇野くんから突然「俺を主演で映画作ってや」と言われました。
当時の自分は、いつか映画に関われたらいいな、という漠然とした思いを抱きながら、アルバイトをしつつ独学で脚本を書いている程度でした。
映画監督になろうとは、本気で考えてもいませんでした。
それでも、せっかくの誘いだからとお試しのつもりで、宇野くんを主演に短編映画を撮りました。
撮影を終えたとき、自然と、また撮りたいという思いが湧いてきました。カメラの前で演じる宇野くんの姿に、心をくすぐられたのです。
それから20代、30代、40代と、気づけばずっと映画を撮り続けてきました。
ありがたいことに、映画館で上映していただいたり、映画祭に呼んでいただいたり、長編映画を撮る機会にも恵まれました。
ただ、長く心に引っかかっていたことがあります。
宇野くんにはその後も映画やドラマなどに数多く出演してもらいましたが、宇野くん主演の長編映画は作れていなかったのです。
「いつか撮ろう」と話してはいたものの、その約束を果たせないまま、互いに歳を重ねていきました。
今回、最高のキャストとスタッフに恵まれ、最初に映画を作ったあの頃と同じ気持ちのまま、その約束を果たすことができました。
自分にしか撮れない宇野くん、そしてお互い歳を取ったからこその映画が撮れたのではないかと思います。
『Man』は、「変わりたい」と願いながらも、自分では一歩を踏み出せない男の物語です。
その彼に、誰かがそっと手を差し伸べる。小さな変化の物語でもあります。
思えば、宇野くんの「俺を主演で映画作ってや」という一言に、自分の人生も変えられてしまいました。
その“仕返し”を、映画の中に少し忍ばせています。
スクリーンに映る、宇野くん演じる謎の男の姿に、皆さんもきっと心をくすぐられるはずです。
その頃にはすでに『Man』の脚本はありましたが、宇野祥平くん演じる謎の男と奇妙な共同生活を送る、小田謙太という難しい役を誰に託すか、なかなか決められずにいました。
そんな中で萩原くんと出会い、芝居を見て、宇野くん演じる謎の男の強烈な存在感を真正面から受け止められるのは、彼しかいないと感じました。
そこで、出演をお願いすることにしました。
引き受けてくださった時点で、この映画は間違いなく面白くなると確信しました。
宇野くん演じる謎の男と、萩原くん演じる小田謙太。
やはり、間違いなかったです。
二人が生み出す空気を、ぜひスクリーンで吸ってほしいです。
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