AIが現実世界を侵食していくーー「トロン:アレス」1月7日からディズニープラスで独占配信
2026年1月6日 14:30

世界で初めて長編映画としてCGを本格導入したSF映画「トロン」シリーズの最新作で、現実世界に現れた超高度AIプログラムの脅威を描く「トロン:アレス」が1月7日から、ディズニープラスで独占配信されることが決定した。
1982年に公開された「トロン」は、現実世界からコンピューター・システムのデジタル世界へ侵入するという画期的な設定を描き、誰も見たことがない“映像革命“が、社会現象を巻き起こした。
同作はジェームズ・キャメロン、ジョージ・ルーカス、ピーター・ジャクソン、ティム・バートンら名だたる映画監督に影響を与え、当時CGアニメーションの可能性を模索し始めたピクサー創始者のジョン・ラセターは、「『トロン』がなければ『トイ・ストーリー』は生まれなかった」と振り返るほど。その28年後の2010年には、続編「トロン:レガシー」が公開された。
最新作「トロン:アレス」では、デジタル世界の“超高度AIプログラム”が、現実世界へと襲来する。現実世界でAIプログラムの実体化が成功し、開発された人型AIアレス(ジャレッド・レト)。“彼”は圧倒的な力とスピード、優れた知能を持ち、倒れても何度でも再生可能という、まさに最強のAI兵士だった。
しかし、制御不能となったAIたちは暴走を始め、デジタル世界が現実世界を侵食。自らの存在に疑問を抱くアレスは、活動限界29分の壁を超える永続コードの開発者イヴ(グレタ・リー)と出会い、予想もしなかった変化を遂げていく。
約9年にわたる制作期間を経て完成した本作では、シリーズを象徴するガジェットであるライトサイクルの疾走感とデジタル世界の緊張感、ナイン・インチ・ネイルズによる重厚で攻撃的なサウンドが結びつき、作品全体をパワフルに駆動。監督を務めたヨアヒム・ローニングは、「この映画は“体で感じる”作品」だと語り、映像と音響が一体となった没入体験を重視したと明かしている。
また、シリーズのDNAを受け継ぎ、現実世界に「トロン」の世界観を落とし込むため、CGに頼り切るのではなく、可能な限り、実写撮影を取り入れる手法が採用された。バンクーバー中心部を夜間に封鎖して行われた大規模ロケや、実際に走行可能な実物として制作されたライトサイクルが、リアルな質感で再構築されている点も大きな特徴だ。
劇場公開時には、SNSで「映像と音の情報量が圧倒的で、没入感がすごい」「ライトサイクルのシーンで一気に世界観に引き込まれた」といった視覚体験へのリアクションに加え、「シリーズ未見でも十分に楽しめた」「世界観に一気に引き込まれた」と、初めて「トロン」に触れるファンの熱い声が溢れた。
さらに「AIであるアレスが人間らしさを獲得していく過程が印象的だった」「人間とAIの境界を描くテーマが強く残る」「映像だけでなく、観る側に思考を促す作品」といった声もあり、強烈な体験が残す韻や現代的な思想性にも注目が集まった。
「トロン:アレス」は1月7日から、ディズニープラスで独占配信される。
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