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石垣島に新たな映画祭誕生! 第1回島んちゅぬ映画祭3月20日~22日開催

2026年1月5日 16:00

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3月20日~22日開催!
3月20日~22日開催!

2026年3月20日から3日間、沖縄県の石垣島(石垣市)で新たな映画祭「第1回 島んちゅぬ映画祭」(読み:しまんちゅのえいがさい)が開催される。日本未公開のチャン・リュル監督新作含む、世界5カ国から集まったアジア初公開3作品、日本初公開1作品が含まれる第1弾ラインナップが発表された。

本映画祭は、石垣市に拠点を置く映画配給会社サニーフィルムが主催するもので、世界各国の映画祭で高い評価を受けた最新作に加え、公募作品を石垣島に集め、映画を通して世界に触れ、考え、対話する場としての国際文化交流と、未来を担う若い世代への文化的刺激を目的とするもの。

映画祭実行委員会代表の有田浩介氏は「石垣島には現在、常設の映画館や大学がなく、離島という環境から国際的な文化交流の機会も限られています。本映画祭は、島の子どもたちや地域の人々とともに、ゼロから映画文化を育て、映画を窓に、世界とつながる場をつくることを目指しています」としている。

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ラインナップには、日本、中国、ウクライナ、アメリカ、イランなど、世界各地から注目作を招聘し、カンヌ国際映画祭、釜山国際映画祭、トロント国際映画祭など、世界を代表する映画祭で上映・受賞歴を持つ作品を集めた。上映にあわせて国内外の監督が来島し、上映後のトークやQ&A、学生との交流プログラムも実施する。第1回は、コンペティション部門は設けず、上映作品全体(25-30作品)を対象に、地域企業の協賛による「市民賞」(賞金10万円)を授与する。(※第2弾ラインナップは後日発表)

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また、八重山諸島の学生支援を行う東京大学Diligentと協働し、国際社会が直面する課題への理解を深めることを目的とした企画「Impact from the Ishigaki Island ―離島から世界を考える―」を実施。人権、難民、ジェンダー、環境といった国際的課題を扱う、その年の最も重要だと感じた作品をセレクトし、島の学生たちが作品の背景や社会的文脈をリサーチし発表する。

第1回島んちゅぬ映画祭 は、2026年3月20日(金・祝)から22日(日)市民会館、あまくま座、CITY JACK ほかで開催。詳細は映画祭Instagram(https://www.instagram.com/siff.ishigaki/)で告知する。

▼第1弾作品ラインナップ
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■「ルオムに黄昏て」ジャパンプレミア/監督来島決定
チャン・リュル監督|中国|2025年|釜山国際映画祭最優秀作品
【作品について】3年前に姿を消した恋人ワンから、「ルオムに黄昏て」と記された一枚のハガキが届く。女性バイはそれを手に、中国・成都近郊にある古都ルオムを訪れる。見知らぬ町を彷徨いながら、彼女は消えた恋人の痕跡を追い、人々の人生が静かに交差する瞬間に立ち会っていく。登場人物たちの孤独や過去の痛みは、温かなユーモアを帯びた筆致で描かれ、やがて真実に辿り着いたバイが下す最後の決断が、深い余韻を残す。東アジア映画を代表する巨匠、チャン・リュル監督による最新作。
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■「猫を放つ」沖縄プレミア/監督来島決定
志萱大輔監督|日本|2025年|釜山国際映画祭コンペティション部門正式出品、東京FiLMEX正式出品
【作品について】音楽家のモリは、写真家として活動する妻マイコとの距離に悩みながら日々を過ごしている。ある日、彼はかつての恋人アサコと偶然再会し、ふたりは長い散歩を重ねる中で、二人にだけ許された時間の中を行き交うように、近づいては、また離れていく。未熟さゆえの痛みや、まだ形を持たない未来に漂うモラトリアムの感情が静かに滲み出し、出会いと別れ、心のすれ違いの繊細な軌跡が誠実に描かれる。自らの行き先に迷う若い世代の心に深く響く、新進気鋭・志萱大輔監督による長編デビュー作。
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■「佐藤忠男、映画の旅」監督来島決定
寺崎みずほ監督|日本|2025年|東京国際映画祭アジアの未来部門・特別オープニング作品
【作品について】日本映画史を体系化し、60年にわたり評論活動を続けた映画批評界の巨人・佐藤忠 男。独学から歩み始めたその道のりは、アジア映画の発掘と紹介に生涯を捧げ、韓国、フランス、モンゴル、ベトナムなどから勲章を授与されるに至った、唯一無二の存在である。本作は、91歳で逝去した佐藤が、映画を通して見つめ続けた世界の行方を辿るドキュメンタリー。社会派ドキュメンタリー会社、グループ現代所属の若手監督・寺崎みずほによる長編デビュー作である。
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■「ミリタントロポス」アジアンプレミア/監督来島決定
アリーナ・ゴルロヴァ監督|ウクライナ|2025年|カンヌ国際映画祭監督週間正式出品
【作品について】ロシアによるウクライナ侵攻がもたらした、断片化された現実を通して、人間の存在そのものを見つめる。戦争によって日常を奪われ故郷を去る者、大切な人を失う者、祖国に留まり抵抗を続ける者。戦禍を生きる人々にカメラが寄り添い、それぞれの断片が緻密に重ね合わされ映し出す戦争の現実。呑み込むように美しい映像と、過酷な現実が交錯し、観る者を圧倒する強烈な映画体験を生み出す。ウクライナ南部ザポリージャ出身の新進気鋭、アリーナ・ゴルロヴァ監督による長編ドキュメンタリー。
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■「パウワウ・ピープル」アジアンプレミア/監督来島なし
スカイ・ホピンカ監督|アメリカ|2025年トロント国際映画祭正式出品
【作品について】歌と踊りによってアイデンティティを表現するパウワウは、ネイティブ・アメリカンのコミュニティにとって欠かすことのできない祝祭である。映画監督でありメディア・アーティストでもあるスカイ・ホピンカは、自らのルーツに根ざした視点から、この文化を外側ではなく内側から記録する。司会者のルーベン、歌い手のフレディ、そして、多様化する現代パウワウを象徴する、ノンバイナリーの若きダンサーのジェイミーなど個性が揃う。ハーバード大学で教鞭を執るホピンカ監督による長編ドキュメンタリー第2作。
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■「少女は月夜に夢をみる」アジアンプレミア/監督来島交渉中
メヘルダード・オスコウイ、ソラヤ共同監督|イラン|2025年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭最優秀作品
【作品について】アフガニスタンの少女ソラヤは5歳で父を亡くし、叔父のもとで暮らすようになる。幼少期から暴力にさらされ、8歳で母と引き離され、やがてそれが児童結婚であったことを知る。本作は、イランで難民生活を送る15歳のソラヤが、8年間会えずにいる母のいるオーストリアを目指す5年間の道のりを、彼女自身の携帯電話で記録したドキュメンタリーである。深刻な人権問題に直面する少女の姿を通して、現代社会の現実を鋭く映し出す。岩波ホールで劇場公開された「少女は夜明けに夢をみる」のメヘルダード・オスコウイ監督との共同監督作品。
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ロッテ・ライニガー監督の切り絵アニメーション
【作品について】石垣島と八重山の子どもたちに向けて、現存する最古の長編アニメーション映画とされる「アクメッド王子の冒険」(1926年公開)を手がけたドイツの映画作家、ロッテ・ライニガー監督(1889年6月2日–1981年6月19日)による短編切り絵アニメーション作品を上映し、その魅力を紹介する特別プログラムを実施。解説は、ゲーテ・インスティトゥート東京の文化担当、ウルリケ・クラウトハイム氏。ミルク神やアンガマー、アダンや椰子の葉など、豊かなモチーフに満ちた石垣・八重山の文化と、ライニガー作品の繊細で詩的な切り絵表現は強い共鳴を生み出す。現存する最古の長編アニメー ションを生み出した作家の切り絵アニメーションとの出会いを通して、島の子どもたちに新たな想像力と創造のインスピレーションを届けるプログラム。
▼主催者コメント
6月に拠点を石垣島に移し、日本最南端の映画配給会社サニーフィルムとして活動しています。かねてより憧れていた豊年祭やアンガマなど島の伝統行事に触れるなかで、映画祭も、島の祭りのように、年月をかけて島の文化の一つにしたいと考えています。会場は、市民会館を中心 に、あまくま座、CITY JACKなど、島の個性豊かな空間を舞台とします。来島者には島の魅力を、島の方には地域の価値を再発見していただける場を目指します。将来的には、国内の劇場関係者やバイヤー 、特にこれから映画配給・上映活動・地方映画祭立ち上げに挑戦したい若い世代を支援するマーケット機能も育て、石垣島を映画産業の新たな拠点の一つにし発展させていく構想を描いています。また、本映画祭の開催と継続に向けて、2026年1月より全国に向けたクラウドファンディングの実施も予定しています。

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