「相棒 season24」元日SP「フィナーレ」に段田安則が“念願”の初出演で「スクリーンに入ったような感覚」
2025年12月17日 07:00
2000年に「土曜ワイド劇場」の一作として誕生して以来、濃密で骨太なミステリーを世に送り出し、“国民的ドラマ”としての地位を築き上げた「相棒」。《シリーズ誕生25周年》という大いなる節目を迎え、新たなスタートラインに立つ「season24」では、初回から「相棒」でしか描くことのできない衝撃のドラマを放ち、大好評を博している。
「相棒」は06年以来、毎年元日の夜にスペシャルを放送してきたが、26年も杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の“黄金コンビ”が新年最初の夜から躍動する。元日スペシャル20作目となる「フィナーレ」の舞台は“絶海の孤島”。クリスマス、島にたたずむ瀟洒なホテルで推理小説になぞらえた連続殺人が発生する――。「相棒」シリーズ初出演の段田をはじめ豪華ゲストが集結し、圧倒的スケールのミステリーが展開する。

ミステリー作家・美作章介を演じる段田は、コメディからシリアスまで硬軟自在な演技で知られ、24年に紫綬褒章を受章した“名優”。昨年の大河ドラマ「光る君へ」(NHK)で冷徹な悪役・藤原兼家を演じて話題となり、今年は7月クールの話題作「しあわせな結婚」(テレビ朝日)でヒロインの父を演じ、作品に厚みをもたらした。
「相棒」シリーズには念願の初登場で、「『相棒』は、ずっと一視聴者として拝見してきました。一度は出演したいな、と願い続けてきたのですが、今回、元日スペシャルにお声がけいただき、“ついに来たか!”という思いでした。うれしかったですね!」とオファーを受けたときの喜びを告白。
水谷豊や寺脇康文とは映像作品や舞台で共演経験があるにもかかわらず、今回の現場では今までにない不思議さを感じたといい、「『相棒』に関しては拝見してきた時間が長いからなのか、スクリーンの中に自分が入ってしまったような、ほかの仕事とは違う、特別な感覚がありました」と感慨を打ち明けた。

本作のみどころを聞くと、「最初に脚本を読んだときはストーリーが複雑で、“どういうことだ、これは!?”と驚いたのですが、セリフを覚えるために読みこんだところ、ものすごく緻密に練られた面白いミステリーだなと感心しました。今回の謎解きはなかなか難しく、あの右京さんが迷いながら捜査するんです。そこが面白いところですね」と、怒涛の展開に衝撃を受けたと語りつつ、「難解な謎解きだけではなく、人間の情にグッと訴えかけるような、心に響く場面もあり、お正月にふさわしい壮大で面白いドラマですのでぜひご覧ください」と人間ドラマとしての奥深さもアピールしている。
右京も敬愛する美作は物腰も柔らかく知的な雰囲気をたたえる作家だが、実は“誰にも言えない秘密”を抱えているようで…、段田自身も「物語が進むにつれ、どうなっていくのかわからない面白さのある役」と評する。いったいどんな“フィナーレ”を迎えることとなるのか――。

段田のほか、ホテル従業員役で濱田マリ、美作のマネージャー役で月城かなと、出版社編集長役で黒沢あすか、出版社社員役で谷田歩といった演技巧者たちがゲスト出演する。鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、田中隆三、松嶋亮太、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二といった「相棒」レギュラーキャストと豪華ゲストがタッグを組んで謎に満ちたミステリーを創り上げる。

「相棒 season24」元日スペシャル「フィナーレ」は2026年1月1日にテレビ朝日で放送(夜9時~11時15分)。
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