【公開から10周年】「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が巻き起こした社会現象を振り返る
2025年12月17日 18:00
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.はるか彼方の銀河系の物語を描く「スター・ウォーズ」シリーズの劇場公開7作目として、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」が公開されて、今年で10周年。世界中を興奮と熱狂に包んだ本作が当時、巻き起こした社会現象を振り返る。
2005年公開の「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」で新3部作が完結してから10年ぶりに製作・公開された本作は、オリジナル3部作の最終章「スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還」から約30年後が舞台になっている。
主人公のレイ(デイジー・リドリー)、ダース・ベイダーの意志を継ぐカイロ・レン(アダム・ドライバー)、キュートなドロイドBB-8といった魅力溢れる新キャラクターが誕生。徹底した秘密保持のもと、新たな情報や映像が発表されるたびに、全世界が大盛り上がりを見せた。
同時に「ジェダイの帰還」以来、約32年ぶりに、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)、レイア(キャリー・フィッシャー)、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)ら伝説級の人気キャラクターがスクリーンに“帰還”。多くのファンが、光と闇のフォースをめぐる新たな戦いの幕開けに期待を寄せた。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(エピソード7)』 ディズニープラスにて見放題独占配信中 (C)2025 Lucasfilm Ltd.日本でも、北海道の雪祭りや青森のねぶた、鳥取砂丘の砂像、飛行機や電車のラッピングなど、全国各地が「スター・ウォーズ」一色に。12月18日午後6時30分に、全国の映画館で一斉に封切られるという史上初の公開方式も話題を集めた。実際に初回上映のチケットが販売されると、アクセスが集中し、サーバーダウンする劇場が続出。チケットは即完となった。
そして、ついにやって来た公開初日。日本の「スター・ウォーズ」ファンにとって聖地とされている東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇(18年に閉館)には、幅広い年齢層の観客が集結。お気に入りのキャラクターになりきったコスチューム姿のファンも多く駆けつけた。
同日、TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、劇場の全スクリーンを「スター・ウォーズ フォースの覚醒」がジャックし、約1500人のファンが来場。上映が開始される午後6時30分までカウントダウンの大合唱で盛り上がり、スクリーンにおなじみの「STAR WARS」ロゴが映し出されると、劇場内は大きな拍手と歓声に包まれた。
また、公開翌日には、東京・TOHOシネマズ新宿で1日に52回上映するという前人未踏の興行も。その年の第66回NHK紅白歌合戦には、BB-8やR2-D2がジェダイをイメージした衣装に身を包む「嵐」と共演した。その後も「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の勢いは留まることを知らず、日本の興行収入は約116億円を突破し、全米の興行収入は17億ドルを超える特大ヒットを記録した。
来年は、7年ぶりに劇場公開される「スター・ウォーズ」の新作映画「スター・ウォーズ マンダロリアン・アンド・グローグー」(26年5月22日公開)も控えており、再び、世界中で社会現象が巻き起こる予感だ。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」ディズニープラスで配信中。
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