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【東京コミコン2025】「ロード・オブ・ザ・リング」イライジャ・ウッド&ショーン・アスティン、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」クリストファー・ロイドらが撮影時に思い馳せる

2025年12月7日 14:17

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「東京コミコン2025」のセレブステージが12月7日、幕張メッセで行われ、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッドショーン・アスティン、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズのクリストファー・ロイドリー・トンプソントム・ウィルソンクローディア・ウェルズらレジェンド級の豪華キャストが次々と登壇した。

最初にステージに登場したのは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのイライジャ・ウッドショーン・アスティン。「おはよう!」とウッドが呼びかけると、超満員の会場は大盛り上がりとなった。

日本に来たのは、2012年の「ホビット 思いがけない冒険」のジャパンプレミア以来だというウッドが「長い間日本に来られなかったね」と語ると、アスティンは「僕は数年前。たしかコミコンの時だったんじゃないかな」とニッコリ。その際には皇居のまわりで行われたレースに参加したそうで、「たまたま同じタイミングでゴールした方がいたんで、その方と写真を撮ったんです。そしたら昨日の撮影会にその方が写真を撮りに来てくれて。『これ、前のレースの時に一緒に撮った写真ですよ』と見せてくださったんです。本当に嬉しかったし、ビックリしました」と笑顔で報告した。

すると、そこに声優の浪川大輔が来場。「僕はイライジャさんの声優を25年前から担当させていただいます」と告白すると、「ワオ!」と驚いた様子のウッドと浪川はしっかりと握手。さらに「実は『グーニーズ』でショーン・アスティンさんが演じたマイキーも担当させていただいているんです」と明かす浪川に対して、オースティンも「すごい!」。ふたりは熱いハグを交わした。

そんなウッドに対し、「イライジャさんの声は15作品ぐらいやらせていただいてるんですけれども、僕が続けてもよろしいでしょうか?」と問いかけると「ぜひ!」とウッド。続けて「ショーン・アスティンさんもよろしいですか?」と続けて尋ねるも、「ノー!」と返答したアスティンに会場は大笑い。だがすぐに「ただ僕の場合はまず日本の皆さんとの関係性をピュアに保たないといけないので……ぜひお願いします!」と言い直すと、浪川も「公認いただきました!」と大喜び。会場からは大きな拍手がわき起こった。

そして「ロード・オブ・ザ・リング」の思い出について質問されたウッドは、「その話を始めたら何時間でもかかるな」と笑顔。「あれから随分長い期間がたったけど、ものすごく素晴らしく雄大なロケーションで撮影をして、そこには何百人ものエキストラの方々もいたことが思い出されるんです。でも自分にとって特に印象深いのは、毎朝4時に起きて、仲間たちとメーキャップのトレーラーに行って準備をしたことや、みんなで週末にブランチに出掛けたこと。あの旅路を共に歩んだ家族のような仲間たちとのあらゆる時間、今、もっとも思い返すのはそういうことですね」としみじみと振り返った。

続けてアスティンは「僕が一番記憶に残っているのが、山の上でフロドを手に抱きかかえた時のこと。そのとき僕は、ものすごく泣いてたんです。そしてフロドは体の状態が悪く、とても悲しそうで、孤独だった。だから僕は彼を抱きあげ、背負い、そして一緒に指輪を投げ入れた、ということが一番記憶に残っています」と振り返ると、会場から大きな拍手がわき起こった。

また2027年公開予定の新作「ロード・オブ・ザ・リング ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題)」に関して質問されたウッドは、「その映画にフロドが出るのか出ないのか、そこは否定も肯定もできないという状況なんですが、最近、ある魔法使いが、ガンダルフとフロドが出るんじゃないかなみたいなことをほのめかしていましたね」と切り出すと、「何よりも今回の監督がゴラムの声をやっていたアンディ・サーキスですから。彼がゴラムというキャラクターの創造主でもあるわけなので、彼が監督となるのは映画にとってもふさわしい選択だと思います。彼がどうやってゴラムになったのか、というバックストーリーも明かされるかもしれない、という意味では本当に興味深い物語になるはず。それと、『二つの塔』でもほんの少しだけ触れられた部分も、もう少し掘り下げられるのを見るのは非常に魅力的。だからとても楽しみです」と語った。

さらにSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)の新会長に選出されたアスティンに、「新会長として俳優にどのような役割をつくり出したい?」と問いかけると、「俳優というのは安全であるべき、というのが当然の権利だと思います。その安全性というのは単に肉体的な安全ということだけではなく、感情面での安全、経済面での安心ということも含まれます。だからわたしはできる限りのことをして彼らの安全を守る手助けをしたいんです。それができてようやく俳優たちの感情をもとに、新しい世界を生み出すことができる。この機会を与えてくださったということ、そして責任ある立場にあるということも分かった上で、できる限り安全性を担保していきたいと思っています」と意気込み。会場からは大きな拍手がわき起こった。

そしてふたりはステージを退出。続けてステージには「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のテーマソングが流れ、ステージにはコミコン・アンバサダーの山本耕史が主題歌「パワー・オブ・ラヴ」を熱唱しながら登場。そのパワフルな歌声に会場からは拍手喝采だった。

その後は、クリストファー・ロイドリー・トンプソントム・ウィルソンクローディア・ウェルズらキャスト陣が登場。満員のステージを見渡して、トンプソンも「もちろんマイケル(・J・フォックス)もここに来たかっただろうなと。わたしたちも彼のことが大好き。今日、こんな素晴らしいキャストメンバーが集まっているのを見たら、きっと彼もとっても喜んでくれると思う」と語った。

彼らに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が今でも愛される理由について質問が投げられると、マーティのママ役のトンプソンが「やはり普通の人間が非凡な状況に置かれながらも、自らが自分と家族の運命を変える勇気を持つ物語だからだと思います。そして映画自体もとてもエキサイティングで、カラフルで、とてもワクワクする内容ですから。日本の方々がこの映画を好きでいてくれるのは、本当に趣味がいいことだなと思いますし、それはわたしたちにとって本当に心強いことです。本当にありがとうございます」と話した。

ビフ役のウィルソンが「日本に来たのは今回で5回目なんだけど、わたしにも、家族にもとても温かく迎えてくれていつも感動させられます」と語ると、本作がエンタテインメント的な要素と同時に、友情や家族の愛などが描かれているということを付け加えながら、「それから面白いのが、タイムマシンに乗って、若かった頃の自分のお父さんとお母さんに会いに行く。そしてその父と母とあなたは友達になれますか? なりたいと思いますか? というのが、今までになかった感覚だと思う。それがこの映画の魅力かなと思っています」と語った。ジェニファー役のウェルズも「日本の皆さんは穏やかで、秩序を愛しているし、完璧なものが好きなんだと思う。そしてこの映画そのものが完璧だからこそ、何度も映画を見返して、発見していくものがある。だからこそ愛されるのだと思う」とコメント。

最後にロイドが「すべての人たちが、自分はどこに行きたいのか、どこの場所に行きたいのか。それが未来なのか過去なのか、それを自分が決めることができるということが、すごく楽しみなんだと思う。稲妻が光って、そして自分が決めたところに行くことができるという映画を観ることで、観客も『自分だったらどうしよう』と思いをはせることができる。それがこの映画の特性だと思う」と語った。

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