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インドで制作「おぼっちゃまくん」続編、「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」など話題作目白押し!【第1回ANIAFF】

2025年12月4日 12:00

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注目作が名古屋に集結!
注目作が名古屋に集結!

12月12日より愛知県名古屋市で開催される「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル」(通称ANIAFF)。ニューウェーブ部門の上映作品が決定したほか、個人賞・スタジオ賞が発表された。

アニメーション業界最高の栄誉「アニー賞」との日本初のコラボレーション、第1回国際コンペティション参加作品の決定や新しい才能の発掘に目を向け、世界に放つ作品を創出するための企画マーケットの開催など、国際映画祭として様々な企画やプログラムが目白押しだ。

日本、そして世界で激しい潮流のなかにあるアニメーションから、数土直志アーティスティック・ディレクターが「その流れを代表する作品」と期待する国内外の作品をピックアップしたニューウェーブ部門では、3つのテーマで上映作品を展開する。

「シリーズ作品の魅力」というテーマでは、「機動警察パトレイバー」シリーズの原点となる近未来ポリスアクション「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」を上映。また、日本のカルチャーを海外の視点から描かれた作品が集まったテーマ「越境するカルチャー」では、日本にルーツを持つ日系ブラジル人の少年が家族の歴史をたどっていく「Eu e Meu Avô Nihonjin」、日本でも大人気のポケモンカードとの出会いによって成長していく少女の姿を描く「PATH TO THE PEAK 頂へのきずな」、日本でも人気を集めた1989年版「おぼっちゃまくん」の続編を脚本は日本で、アニメーションはインドで制作した「おぼっちゃまくん」といった注目のラインナップとなっている。

さらに、「新しい表現への挑戦」のテーマでは、オリジナルの物語×全編生成AIに挑んだオムニバス作品「ジェネレイドスコープ」、前編フル3DCGで描かれた「BLAME!」、インターネット上で集まった「約100人」によって、1年に渡って制作された「轍を越えてゆけ」と新たな挑戦に寄って作り上げられた3作品を上映。この機会にスクリーンで見るべき作品が結集している。

また、ANIAFFでは、アニメーション文化の発展を目指すための事業のひとつとして、個人賞・スタジオ賞の検証を実施。記念すべき第1回の個人賞のひとつで、愛知県の県花であるカキツバタに由来した【カキツバタ賞】には、ロトスコープの特徴を生かしたアニメーション映画「音楽」を自主制作で作り上げ、「ひゃくえむ。」の監督を務めたほか、「無名の人生」もプロデュースし、常に新たな表現に取り組む岩井澤健治監督が選出された。

また、同じく個人賞で、名古屋市の市花であるユリに由来した【ユリ賞】 には、「ダンダダン」「ルックバック」「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」「BLUE GIANT」など数えきれないほど多くのアニメ作品において編集を担当してきた廣瀬清志氏を選出。そして、スタジオ賞として愛知県の県木であるハナノキに由来する【ハナノキ賞】 には、富山県南栃市に設立されて以来、「有頂天家族」 や「SHIROBAKO」「さよならの朝に約束の花をかざろう」「駒田蒸留所へようこそ」といった多彩な作品を生み出し、「花咲くいろは」では作中にあった架空のお祭りが実際に実施され地域に根付くなど、地域の発信・活性化としても大きな業績を残してきたP.A.WORKSが選出された。

さらに、期間中に発売される「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」や映画祭公式の限定グッズも決定した。

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映画祭の開催期間中には、会場となるミッドランドスクエア シネマと109シネマズ名古屋にて、ここだけでしか手に入らないANIAFFオリジナルトートバッグなどのオフィシャルグッズの発売が決定!さらに、ニューウェーブ部門で上映される「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」からは、本映画祭に合わせて泉野明と篠原遊馬らのビジュアルを使用したクリアファイルなどの限定グッズも新たに発売される。なお、ミッドランドスクエア シネマでは12月12日~12月17日の間、109シネマズ名古屋では12月12日~12月31日まで売店にて販売予定だ。

映画祭のチケットは公式サイト(https://aniaff.com/)でで好評発売中。

▼コメント
アーティスティック・ディレクター:数土直志
いまアニメーションは、日本、そして世界で激しい潮流のなかにあります。ANIAFFでは、その流れを代表する作品を集めアニメーションの今後を示します。今年のニューウェーブ部門は「シリーズ作品の魅力」「越境するカルチャー」「新しい表現への挑戦」と3つのテーマに注目しました。アニメーションの軸のひとつでありながら見落とされがちなシリーズ作品、日本と海外の文化のインタラクションを示す作品、そして映像のありかたにも影響を与えるテクノロジーについて考えます。
<ニューウェーブ部門上映作品>
■テーマ:シリーズ作品の魅力
画像2© HEADGEAR/BANDAI VISUAL/TOHOKUSHINSHA
「機動警察パトレイバー アーリーデイズ」(英題:PATLABOR: Early Days)
制作国 :日本
制作年 :1988年
作品時間数 : 約30分/話×6話
制作会社 :スタジオディーン
配給会社:バンダイナムコフィルムワークス
あらすじ:「機動警察パトレイバー」シリーズ、全ての原点がここに!
ゆうきまさみ、出渕裕伊藤和典高田明美押井守の5人からなるクリエイター集団「ヘッドギア」が生み出し、メディアミックスアニメの先駆けとなったシリーズ。特車二課の活躍を描く、近未来ポリスアクション。
■テーマ:越境するカルチャー
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「Eu e Meu Avô Nihonjin」(英題:MY GRANDFATHER IS A NIHONJIN)
制作国 :ブラジル
制作年 :2025年
作品時間数 :84分
制作会社 :Pinguim Content
あらすじ:ノボルは、自らのルーツを探し求める10歳の日系ブラジル人の少年。家族について知りたいと思い、祖父の秀雄に話を聞くことにします。これまで過去と向き合うことを避けてきた秀雄でしたが、ノボルの思いを受け止め、自分の物語を語る決心をします。ノボルが家族の歴史をたどっていく中で、彼はこれまでまったく知らなかった“ある叔父”の存在にたどり着きます。
画像4©2023 Pokémon. ©1995 - 2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. TM, ®, and character names are trademarks of Nintendo.
「PATH TO THE PEAK 頂へのきずな」(英題:Pokémon: Path to the Peak)
制作国 :アメリカ
制作年 :2023年
作品時間数 :44分
制作会社:The Pokémon Company International and Taiko Studios
配給会社:The Pokémon Company International
あらすじ:12歳の少女エイバは新しい街に引っ越してきたばかり。新しい環境に慣れず不安に過ごしていたところ、学校のポケカクラブに入り自分の才能に気付く。
お気に入りのデッキを持って、友人たちと共に世界大会「ワールドチャンピオンシップス」につながる道を一歩一歩踏み締めていくエイバはその中でまた新たな友人、カードと出会いながら成長していく…。
コピーライト:©2023 Pokémon. ©1995 - 2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc. TM, ®, and character names are trademarks of Nintendo.
おぼっちゃまくん」(英題:Obocchama-kun)
制作国 :日本、インド
制作年 :2025年
作品時間数 :36分(12分×3話)
制作会社 :Green Gold Animation
配給会社:テレビ朝日・Sony Pictures Networks India
あらすじ:1989年版「おぼっちゃまくん」の続編となるオール新作・全26話の新シリーズ。今シリーズは脚本を日本で、アニメーションはインドで制作した日印共同制作。世界屈指の財力と、迷うほど広大な豪邸を持つ御坊家は、当主の一言で世界を動かすとも言われる名家。その一人息子で第999代当主の茶魔(おぼっちゃまくん)の華やかで騒がしい日常を描く。おぼっちゃまくんが繰り広げる破天荒な学園生活と家族愛を描くコメディ。新しいギャグにもご注目を!
■テーマ:新しい表現への挑戦
画像5© 2025 generAIdoscope: HIROTAKA ADACHI, TAKESHI SONE, HIROKI YAMAGUCHI / REALCOFFEE ENTERTAINMENT
「ジェネレイドスコープ」(英題:generAIdoscope)
制作国 :日本
制作年 :2025年
作品時間数 :65分
制作:安達寛高、曽根 剛、山口ヒロキ(ガウマピクス)
企画プロデュース・配給・宣伝:REALCOFFEE ENTERTAINMENT
作品概要:3人の映像作家と<オリジナルの物語×全編生成AI>という新しい試みに挑んだ作品。オリジナルの物語を脚本にし、映像・音声・音楽といった主要素を生成AIで制作したオムニバス映画。
自動進化ロボット「自錬機械」と、その暴走の制圧に動く主人公レビトたち超能力者との戦いを描く―「グランマレビト」原作・監督:山口ヒロキ
夢で亡き母と再会した少女が、現実と夢を行き来し再び母に会おうとするファンタジー作品―「AZUSA」原作・監督:曽根 剛。
漂着した船乗りが、人間の知識を吸収して進化する猿たちと出会う、無人島での不可思議な物語―「モンキーズ・オデッセイ」原作・監督:安達寛高。
画像6©弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局
BLAME!」(英題:BLAME!
制作国 :日本
制作年 :2017年
作品時間数 :105分
制作会社 :ポリゴン・ピクチュアズ
配給会社:クロックワークス
あらすじ:過去の「感染」よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。
都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。
都市の片隅でかろうじて生き延びていた電基漁師の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。
少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に監視塔に検知され、セーフガードの一群に襲われる。
仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、“この世界を正常化する鍵”と言われている「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥(キリイ)であった。
画像7© スタジオDOT / 轍を越えてゆけ
轍を越えてゆけ」(英題:Beyond the Trail)
制作国 :日本
制作年 :2025年
作品時間数 :31分
制作会社 :スタジオDOT
配給会社:PIC映像事務所
あらすじ:かつて、少女は兵器として生まれた。
世界大戦後。戦争犯罪人となったライヒトは、大量に放置された生物兵器「鉄傀」の掃討任務をこなす中で、上官であり恩人でもあるエススに想いを寄せていた。
そんなある日、エススは任務の途中ある男を追って吹雪の中へと姿を消してしまう。エススは自分を裏切ったのか、エススは自分にとって何なのか、様々な葛藤を抱えつつ、ライヒトもまた吹雪の中へ足を踏み入れてゆく……。

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