「28年後... 白骨の神殿」シリーズ史上もっとも救いのない最終予告公開
2025年12月3日 21:30

ダニー・ボイル監督と脚本家アレックス・ガーランドがタッグを組んだサバイバルスリラー「28年後...」の続編となる「28年後... 白骨の神殿」の、シリーズ史上もっとも救いのない最終予告(https://youtu.be/8LV7qc4kzPM)が公開された。
本作は、人間を凶暴化させるウイルスが蔓延した世界を舞台に繰り広げられる死闘を描いたサバイバルスリラーの最新作。ボイル監督とガーランドの脚本による第1作「28日後...」(2002)、その続編「28週後…」(07)に続き、第1作から28年後の世界を描く物語の第2弾にして、シリーズ4作目。
28年前、人間を凶暴化させるウイルスがロンドンで流出してパンデミックを引き起こし、多くの死者を出した。海を隔てた孤島という環境のためウイルスの蔓延を免れたホーリーアイランドで生まれ育った少年スパイクは、本土で生き延びたドクター・ケルソンと出会い、そして病気の母親を看取った。その後、ウイルスに覆われたイギリス本土で生きる道を選んだスパイクは、感染者に襲われかけたところを、ジミー・クリスタル率いる全員金髪の暴力的なカルト集団「ジミーズ」に救われる。しかし、彼を待っていたのは救済ではなく、救いのない世界で味わうさらなる絶望だった。
スパイク役のアルフィー・ウィリアムズ、ケルソン役のレイフ・ファインズ、ジミー・クリスタル役のジャック・オコンネルが前作から続投。脚本は引き続きアレックス・ガーランドが執筆し、監督は「キャンディマン」「マーベルズ」のニア・ダコスタが務めた。
このほど公開された最終予告は、ウイルスが蔓延し、常に死と隣り合わせの絶望の中で生き残った人間たちに、救いのない“最狂の恐怖”が襲い掛かる瞬間を映し出したもの。大量の人骨が積み上げられた白骨の神殿で孤独に暮らす元医師のケルソンは、感染者との共生を試みながらも、人間を見境なく襲う凶暴な感染者との戦いを続けていた。一方、カルト集団「ジミーズ」を率いるジミーは、人間を見つけては仲間に引き入れるか、「地獄に捧げるため」として痛めつけて殺す儀式を繰り返し、常軌を逸した狂気と殺戮で、まだ感染していない人間たちを支配する。
絶望的な世界で「人間はどう生きていくのか」を描いてきた今シリーズ。これまで通り本作でも「人間」に焦点を当て、ダコスタ監督が「人間にとって最大の脅威は感染者ではない。人間の非人間性こそが、もっとも恐ろしいものとなり得るのだ。感染者と非感染者、より大きな破壊をもたらしているのは、どちらなのだろう?」と語るように、悪の本質を描いている。
「28年後... 白骨の神殿」は、26年1月16日に日米同時公開。
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