「ゴジラ」新作アニメシリーズ制作決定! シリーズ初の“ゴジラの力を宿す”少年の物語!!
2025年12月1日 15:00

1954年にその姿を現して以来、日本のみならず世界を魅了してきた怪獣「ゴジラ」。山崎貴監督がメガホンを取ったゴジラ70周年記念作品にして、日本製作の実写版ゴジラ30作目となった「ゴジラ-1.0」は、興行収入76.5億円を突破するヒットを記録。さらにアジア初となる第96回アカデミー賞視覚効果賞受賞を筆頭に、国内外の映画賞で50以上の最優秀賞を受賞する快挙を果たした。その山崎監督が監督、脚本、VFXを務める新作「ゴジラ-0.0(ゴジラマイナスゼロ)」の製作も発表され、最強の怪獣王の勢いは止まらない。
TOHO animationによる「ゴジラ」新作アニメシリーズは、シンガポールで開催中の「Anime Festival Asia Singapore 2025」のステージ上で全世界に向けて発表された。実写映画も含め今までのゴジラ作品では類を見ない、「“ゴジラの力を宿す”少年が主人公」という、シリーズの歴史を振り返っても初チャレンジとなる衝撃作だ。TOHO animationが放つ本作は、そのチャレンジにふさわしく、「ゴジラ S.P<シンギュラポイント>」を手掛けたオレンジとタイの気鋭のアニメーションスタジオIgloo Studio(イグルースタジオ)がタッグを組んで制作する。
併せて公開されたコンセプトアートは、ゴジラを彷彿とするような“放射熱線”を打ち出そうとする少年の姿を捉えている。今までは人類と対峙していたゴジラという破壊神の力をその身に宿した少年は果たして人なのか、それとも―。
関係者のコメントは以下のとおり。
ゴジラという存在は、誕生から70年以上の歴史の中で常に“時代”を映す鏡となってきました。本作は”ゴジラの力を宿した少年”というシリーズ初となる試みで、いまの時代における恐怖と希望の両面をより深く描けると考えています。TOHO animation として、新しい物語に踏み出す挑戦です。
■和氣澄賢(オレンジ プロデューサー)
「ゴジラ S.P<シンギュラポイント>」をはじめ、これまで培ってきた技術や演出を通して、その情熱をより強く今回のゴジラ作品に反映させたいと思っています。受賞歴も多く数々のアニメを手掛けてきた Igloo Studio さんとのコラボレーションも心から楽しみにしています。
■NAT YOSWATANANONT‐ナット・ヨッサワッタナノン‐(Igloo Studio Founder & CEO)