40回も企画却下された「バック・トゥ・ザ・フューチャー」、スピルバーグが信じた“傑作”の誕生秘話が明かされる特別映像
2025年11月28日 15:00

公開40周年を記念し、12月12日から史上初のIMAX(字幕版)、4DX(字幕版・吹替版)で1週間限定上映される不朽の名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」。歴史に残る輝かしい成功の裏で、本作の製作開始がいかに困難を極めていたかを明かす特別映像「傑作の誕生秘話」が披露された。
1985年、全世界で年間興行収入No.1を記録し、日本にも一大ムーブメントを巻き起こした本作。製作総指揮は、「E.T.」(82)や「ジュラシック・パーク」(93)で世界を魅了したスティーブン・スピルバーグ。監督は後に「フォレスト・ガンプ 一期一会」(94)でアカデミー賞を受賞したロバート・ゼメキス。時空を駆け抜けるマシンで主人公マーティが出会ったのは、高校生の両親だった――魅力的なキャラクターたちが織り成す夢と希望に満ちた物語は、アクションもドラマも一挙に楽しめるエンターテイメントの金字塔として、今なお多くの人々の心に深く刻まれている。

特別映像は、ロバート・ゼメキス監督の「映画作りは苦難続きだ」という言葉の紹介から始まり、製作のニール・キャントンが「小さな困難が積み重なる」と当時を振り返る。脚本・製作を務めたボブ・ゲイルは、「作品を撮り始めるまでが本当に大変だったんだ」と述懐し、第2班第1助監督のミッチェル・ボックも「スタジオが決まらず、なかなか企画が動かなかった」と証言。当時は「“タイム・トラベルものはヒットしない”と断られ続けた」とゲイルは明かし、その企画が却下された回数は、実に40回ほどにも及んだという。
(C)UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.そんな状況の中、撮られないまま終わる可能性もあった本作の成功を、唯一信じた人物こそがスピルバーグだった。製作総指揮・第2班監督のフランク・マーシャルが「スピルバーグには観客の感覚が分かるんだ」と評するように、スピルバーグは設立したばかりの自身の製作会社アンブリンの「初仕事」として本作を手掛けることを決断。旧知の仲であるゼメキスやゲイルと物語を練り始め、そこに才能あるクルーが集結した。ユニバーサル・スタジオ製作部門代表のショーン・ダニエルも「最高の製作総指揮だ」と絶賛、フランク・マーシャルが「広い視野で物事を捉え、必要な時だけ介入する」と語るように、スピルバーグがその手腕を発揮し、プロジェクトを成功へと導いたことを証明する映像となっている。
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