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山田裕貴&佐藤二朗、「爆弾」に自信 「国宝」に続け「日本映画にとってとても幸せな1年」

2025年10月31日 21:15

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映画「爆弾」の公開初日舞台挨拶が10月31日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の山田裕貴、共演する染谷将太坂東龍汰寛一郎渡部篤郎佐藤二朗永井聡監督(「キャラクター」「帝一の國」)が出席した。

「このミステリーがすごい!2023年版」で1位を獲得した呉勝浩の同名ベストセラー小説を実写映画化。東京のどこかに“爆発予定の爆弾”が仕掛けられたという前代未聞の事態のなか、取調室での攻防と都内各地での爆弾捜索の行方を同時進行で描き出す。上映後の熱気あふれる会場に姿を現した登壇者陣は、ハロウィンカラーの花束を客席へ投げ込み、観客を沸かせた。

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山田は、謎の男・スズキタゴサクと真っ向から対峙する交渉人の類家を演じた。「雨の中、すみません。ありがとうございます」と観客を気遣った山田は、「どうでしたか?この日を楽しみに待っていました。皆さんがこの後、どうやってXに『爆弾、マジでヤバかったんだけど』と書き込んでくれるか。その感想を楽しみにしながら、今日を喜びたいと思います」と公開初日を迎えて笑顔。

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爆破予告とクイズを繰り出しながら、刑事たちを翻弄していくスズキタゴサクを怪演した佐藤は、「僕はタゴサクを演じたけれど、彼が何者かは、僕もいまだにわからない。わかっちゃいけないというか。わかってしまったら、普通の人間の正気が失われてしまうんじゃないかというくらい、底知れない怖さのある人物」と強烈なキャラクターへの思いを吐露。友人の一人である俳優・脚本家のマギーから熱い感想が届いたといい、「マギーという仲の良い友だちがいて。『日本映画の最高到達点の1本だと思って、興奮している』と熱い長文のメールが来た。クリエイターからのそういうメールが、うれしかった」と目尻を下げていた。

それぞれが、撮影現場の並々ならぬ熱気と完成作への自信をにじませたこの日。巡査長・矢吹役の坂東は、「沙莉氏でなければ、矢吹は演じられなかった」とこの日は不在となったものの、バディを組んだ倖田役に扮した伊藤沙莉に感謝の言葉を送った。刑事・等々力役の染谷は「面白くて、本当に好きな作品」と切り出し、「撮影は取調室から始まって、皆さんと過ごさせてもらって。そこから等々力は外回りに出るんですが、ステキな方々といっぱいお芝居をさせていただいた。撮影が始まったのは、1月。最高の2025年の幕開けだった」と感激しきり。

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刑事・伊勢役の寛一郎も「一番いい席で、先輩方のお芝居を見られた。今までない経験をしました。幸せでした」としみじみと語り、刑事・清宮役の渡部は「裕貴くんとメールのやり取りをしている時に、全員野球のようだったと。全員の力で向かっていった」と撮影は実に豊かな時間になったという。ジャパンプレミアの場では、付き合いが長い佐藤との共演に感極まった渡部が、涙を浮かべる一幕があった。佐藤は「渡部さんが主役で、僕が脇で支えることが多かった。今回、渡部さんから『お前を支える側に立ててうれしい』と電話があった」と振り返り、「この人が本気で支えに来たら、こんなに美しく切なく、カッコよくなるということを痛感した。その男の哀愁も、この作品の大きな見どころ」だと力を込めていた。

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劇中では、SNS上のリポストが鍵を握るが、最後に劇場の中通路に立った山田は「映画の中では、リポストが大変なことになる。映画のお褒めの言葉なら、何度でも。それで爆弾は爆発しません」とニヤリとし、「ぜひ『爆弾』チームの力を受け取って、皆さんで爆発させていただきたい。きっと『観た?爆弾。ヤバかった』と広まっていく作品だと思っています。楽しみにその経過を見ていきたい」とアピール。「僕は、李相日監督が個人的にファンと言っていいくらい、好きなんです。今年は『国宝』というとんでもない、化け物みたいなおもしろい作品をつくられて。ますます李相日監督のファンになっている」と告白した佐藤は、「今年、化け物みたいにおもしろい作品は1本だけじゃない。今年は日本映画にとってとても幸せな1年になるんじゃないかと思いますし、なってほしいなと心から祈っています」と希望を口にしていた。

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