日本人監督初の快挙 豊田利晃監督「次元を超える」でシッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀監督賞受賞!
2025年10月20日 16:30

10月17日から公開された豊田利晃監督最新作「次元を超える」(主演:窪塚洋介、松田龍平)が、正式招待されていた第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭「ニュービジョン」部門で最優秀監督賞を受賞した。日本人監督の同賞受賞は初となる。
同映画祭は、スペイン・カタルーニャのシッチェスで毎年10月に開催されるホラー・ファンタジー・SFといったジャンル作品に特化した国際映画祭。今年は現地時間で9日から19日まで開催された。「ニュービジョン」部門は、新しい映画体験、実験性、形式の革新を重視するセクションとして位置づけられている。日本人監督で初の快挙となる受賞を受けて豊田監督は、「『次元を超える』は観客に映画の答えを委ねる。そんな映画がシッチェスの皆様に受け入れられたことを嬉しく思い、感謝しています。グラシアス、シッチェス!」と喜びのコメントを発表した。

本作は、「破壊の日」以来、5年ぶりの共演となる窪塚と松田が主演を務め、千原ジュニア、芋生悠、渋川清彦、東出昌大のほか、板尾創路、祷キララ、窪塚愛流、飯田団紅、マメ山田ら豊田組の常連キャストが集結し、「I'M FLASH!」以来、13年ぶりのコラボレーションとなるチバユウスケ氏のThe Birthdayがエンディングテーマを手掛ける。YOSHIROTTEN、マイケル・アリアス、樋口真嗣ら各業界を代表する豪華スタッフも参加している。


孤高の修行者・山中狼介は、危険な宗教家・阿闍梨の家で行方不明になる。一方、謎の暗殺者・新野風は、狼介の彼女・野々花(芋生悠)から捜索を依頼される。やがて、狼介と新野は法螺貝に導かれて狼蘇山で対面し、次元を超えて鏡の洞窟で対峙する。過去から現在、そして未来を駆け巡り、日本から地球、さらに宇宙に辿り着いた、彼らが見たものとは――。
「次元を超える」はユーロスペースほかにて公開中。
(C)次元超越体/DIMENSIONS
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