破壊の日
劇場公開日 2020年7月24日
解説
「泣き虫しょったんの奇跡」の豊田利晃監督が2020年開催予定だった東京オリンピックを控えた社会に向け、「利権と強欲という物の怪に取り憑かれた社会をお祓いしてやろう」と企画、脚本、プロデュースを手がけた意欲作。7年前に炭鉱の奥深くで正体不明の怪物が見つかった田舎町では、疫病の噂が広がっていた。心を病む者が増えていく中、修験道者の若者、賢一が行方不明となる。賢一は生きたままミイラになり、この世を救うという究極の修行、即神仏になろうしていた。そして、「物の怪に取り憑かれた世界を祓う」と賢一が目を覚ます。主人公の鉄平役を「狼煙が呼ぶ」に続き豊田作品の参加となる渋川清彦、即神仏になろうとする賢一役をバンド「GEZAN」のボーカルとしてカリスマ的人気を誇るマヒトゥ・ザ・ピーポーが映画初出演で演じるほか、イッセー尾形、松田龍平が顔をそろえる。
2020年製作/56分/G/日本
配給:IMAGINATION
スタッフ・キャスト
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2022年1月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
コロナに対応する政府の態度を批判する当然あるべき内容の作品。心意気は伝わるものの、全体的な作りと演出が何とも貧弱。この監督では、長編作品は厳しいかもしれないと考えてしまう。
2020年11月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
全体的に冒頭からロック調の音響で村と東京で叫びまくって終わり渋谷で叫んでて許可出たのかいお金もかかってなさそうだしただのアマチュア的なPV映像?
2020年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
迫力ある音楽と圧倒的な映像によって引きずり込まれた・・・だけど、話が途中で終わってる感じ。起承転結で考えると、起承+ラストのイメージ映像といったところか。逆に、自分ならこういったおぞましい展開にするとか、修験道者対疫病の怪物、さらには時空を超えたSF怪奇ロマンにするとか、想像力を与えてくれる。
「利権と強欲という物の怪に取り憑かれた社会をお祓いしてやろう」という、このサイトの解説を読んでおいてよかった。事前情報がなければ、ただの怪物物語の未完成版としか見られなかっただろう。利権と強欲・・・描かれてませんけどね。
松田龍平と窪塚洋介の無駄使いといった感じもあるし、明らかに7月以前のマスクだらけの渋谷の街とか、ギリギリに仕上げているからしょうがないのかもしれません。その苦労や意気込みまで汲み取れたので、中途半端ではあるけど面白かった。
2020年8月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
コロナ渦の日本に対する豊田監督からのメッセージを感じとる作品。内容はともかく雰囲気を楽しむ作品でしょうか。
2020-151
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