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JO1・川西拓実、多部未華子主演「シャドウワーク」でミステリー初挑戦! 石田ひかり、トリンドル玲奈らも参戦【特報あり】

2025年10月14日 18:00

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メインビジュアル
メインビジュアル
(C)佐野広実/講談社 (C)2025 WOWOW

多部未華子が主演を務めるWOWOWの「連続ドラマW シャドウワーク」の追加キャストが発表され、川西拓実(JO1)、トリンドル玲奈上原実矩須藤理彩街田しおん森岡龍竹財輝之助石田ひかりが出演していることが分かった。併せてメインビジュアルと特報(https://youtu.be/xUvlsUAZXtc)が披露された。

本作は、「誰かがこの町で」が連続ドラマWにて映像化された江戸川乱歩賞作家・佐野広実による2022年刊行の同名小説(講談社刊)が原作。ドメスティック・バイオレンスの被害に苦しむ妻たちが、絶望の果てで生きるためにたどり着いた“究極のシスターフッド”を描く。

原作書影
原作書影
(C)佐野広実/講談社

「江ノ島のとある家で人生を取り戻していく女性たち」と「館山で発見された女性の不審死を捜査する刑事」という、一見、交錯することのない2つの視点で展開していく本作。夫からの壮絶なDVの末、DV被害者の女性たちが集う江ノ島のシェアハウスにたどり着く主人公・紀子(のりこ)役を、WOWOW連続ドラマ初主演の多部が演じるほか、“もう一人の主人公”とも言える女性刑事・北川薫(きたがわ・かおる)役を桜井ユキ、シェアハウスを取り仕切る家主・昭江(あきえ)役を寺島しのぶが演じることが決定している。

メガホンをとるのは、ニューヨーク大学で映画を学び、2017年にキノフィルムズ主催の木下グループ新人監督賞でグランプリを獲得した山田篤宏。2022年に、吉沢亮が主演を務めた映画「AWAKE」で長編映画デビューし、現在は「俺ではない炎上」が公開中だ。脚本は、「連続ドラマW いりびと」などを手掛けた関久代が担う。

メインビジュアルは、女性たちの口元に大胆に引かれたビビッドな色合いのラインがひときわ目を引くデザインに仕上がっている。彼女たちが口に出してはいけない秘密を抱えていることを予感させるが、その意味するところはドラマ本編で確認するしかなさそうだ。また、本ビジュアルの披露をもってメインキャストの情報が明かされた。

画像3(C)佐野広実/講談社 (C)2025 WOWOW

WOWOW連続ドラマ初出演にして本格ミステリードラマ初出演、さらに自身初となる社会人役に挑戦するのは、人気グローバルボーイズグループ・JO1 のメンバー、川西拓実。役どころは、桜井演じる薫の後輩刑事・荒木悠真(あらき・ゆうま)役。強いこだわりをもって女性の不審死の真相を追う薫に若さゆえのガッツで食らいついていく相棒の荒木は、刑事としてはまだ半人前だが、純粋で思いやりのある人物。ある痛みを抱えて警察署内で孤立する薫に寄り添っていく、という役どころだ。

1989年の俳優デビュー以来初のWOWOW連続ドラマへの出演となる石田ひかりが演じるのは、看護師として働きながら、寺島演じる昭江とシェアハウスを共同運営する路子(みちこ)役。路子は勤め先の病院で、命からがら夫から逃げてきた紀子と出会い、シェアハウスへと導いた張本人。面倒見がよく住人たちからも慕われる存在の路子は、一般社会とシェアハウスの橋渡し的役割を果たす。路子は、共にシェアハウスを立ち上げた昭江と深い絆で結ばれているよう。そして2人が覚悟を持って取り組んでいる“秘密の行い”が、やがて紀子の前に立ちはだかることになる…。

画像4(C)佐野広実/講談社 (C)2025 WOWOW

主人公・紀子とともにシェアハウスで暮らすDV被害者の女性たちを演じるのは、トリンドル玲奈上原実矩須藤理彩。トリンドルが演じるのは、しっかり者で面倒見もいいが、どこかミステリアスな空気をまとった奈美(なみ)役。シェアハウスの住人たちの中で年齢順では中間の位置にいながら入居歴は一番長い古株の奈美は、紀子が暮らしに慣れるようにとさまざまな助言を施す。

映画「君に届け」(10)で、多部演じる主人公の少女期を演じて俳優デビューし、2022年には主演映画「ミューズは溺れない」で、「TAMA NEW WAVE コンペティション」ベスト女優賞を受賞した若手注目俳優・上原実矩が演じるのは、住人最年少の洋子(ようこ)役。思ったことをはっきりと話すサバサバした性格で、この家の元気印ながら、ふとした時に張り詰めた気配を醸す一面もある、というキャラクター。

住人最年長ながら入居歴では“最若手”である雅代(まさよ)を演じるのは須藤理彩。年相応の落ち着きがあり、ムードメーカーのような雅代だが、夫からしつけのような暴力を受けていた経験から、どこか人の目を気にして空気を読んで行動するようなところがある、という役どころ。

上段左より、上原実矩(洋子役)・トリンドル玲奈(奈美役)・須藤理彩(雅代役) 下段左より、森岡龍(清明役)・竹財輝之助(北川晋一役)街田しおん(西山千栄子役)
上段左より、上原実矩(洋子役)・トリンドル玲奈(奈美役)・須藤理彩(雅代役) 下段左より、森岡龍(清明役)・竹財輝之助(北川晋一役)街田しおん(西山千栄子役)
(C)佐野広実/講談社 (C)2025 WOWOW

この他、女性たちの人生を良くも悪くも左右する存在として、竹財輝之助が、薫の夫で、警察庁刑事局捜査第二課所属のエリート刑事でもある北川晋一(きたがわ・しんいち)役に。街田しおんが、昭江の依頼で女性たちと夫との離婚調停を請け負う弁護士・西山千栄子(にしやま・ちえこ)役を担当し、森岡龍が演じるのは、主人公・紀子の夫・清明(きよあき)役。典型的なDV夫で、家を出た紀子の行方を探している、というキャラクターだ。

特報は、シェアハウスの家主・昭江と路子の意味深な言葉、そして紀子に降りかかる惨劇の瞬間を捉えている。薫を主とする刑事パートでは、荒木役・川西の刑事姿を確認できる。

「連続ドラマW シャドウワーク」は、11月23日(日・祝)から、放送・配信スタート。新たに発表されたメインキャスト陣のコメント全文は以下のとおり。


川西拓実(JO1)/荒木悠真役
初めまして。薫の部下、荒木役を演じさせていただいた川西拓実です。今回は警察官役で今までに演じたことのない役柄だったので、楽しみな気持ちと不安な気持ちがありましたが、皆さんに助けていただきながら演じることが出来たと思います。
もともとDVという言葉を知ってはいましたが、あまり深くまでは知らず、今回の撮影をきっかけにDVについてたくさん調べる良い機会になりました。観てくださる皆さんにも DV とはどんなものなのかを改めて理解して欲しいです。DVがなくなることが1番ですが、実際に起きてしまったり、見てしまったらどうすればいいかなど、考えるきっかけになればいいなと思います。
すごくタメになることや、勉強になることがたくさんあるので、家族皆さんでこの作品を見ていただけたらと思います。音楽も同じですが、いろんな情報が溢れすぎている今の時代には、必ず見なければいけないものがあります。そんなドラマだと思います。

石田ひかり/路子役
台本5話分を一気に読み、このオファーをとても嬉しく思い、絶対に参加したいと思いました。キャスティングがとにかく「絶妙」で、多部さんと久しぶりに再会できたこともとてもうれしかったです。
昭江役の寺島さんとは、同い年ですがお会いするのは初めてになります。ご出演作はほとんど観ていて、特別な思いで背中を見つめて来た方なので、今回の共演には本当に心が震えています。こっそりいろいろ観察しています!
路子はシェアハウスの住人たちの“秘密の行い”についての段取り、実行まですべてに関わる唯一の存在。揺るぎない一つの思いを持ちながらも、究極の葛藤を抱えているのだと思いますが、弱い立場で苦しむ人たちのために強い使命感に突き動かされ、この生活を続けているのだと思います。
社会的なメッセージが込められ、目を背けてはいけない残酷な部分もしっかりと描いた、WOWOWらしい面白いドラマになると思います。女性たちが非常に重い十字架を共有しながら、それでも生きていく姿を、ぜひ見届けてください。

トリンドル玲奈/奈美役
これまで自分があまり携わったことのない雰囲気の作品に参加させていただき、とてもうれしく思っています。心の奥底に抱えている感情を常に表に出す訳ではないからこそ、
奈美の過去に関する肉付けが必要だなと感じ、日々大切にしながら挑ませていただきました。
撮影したシーンは穏やかなものが多かったのですが、それは、それぞれが抱える想いを共有していたからこそ生まれた仲のよさや絆によるものだったのかなと感じています。大好きな俳優の皆さんや素敵なスタッフさんとご一緒でき、また自分にとって新しい挑戦でありながらも心からやりたいと思える作品に携われたことが、本当に幸せでした。難しいテーマではありますが、多くの方に楽しんでいただけたらうれしいです。

上原実矩/洋子役
ある日、ひと足先に支度を終え控室のちゃぶ台で夕食を取っていると、時間差で支度や撮影を終えた先輩方がひとり、またひとりと、最後にはその日いた全員で一つのちゃぶ台を囲みお弁当を食べていました。ドラマに出てくる女性たちはどれだけ蓋をしても消えることなく痛む古傷を抱えていますが、きっと彼女たちも私たちと変わらないささやかな日常を日々大切に生きているのだろうと思いを巡らせています。
ユーモアと知性の溢れる、最高にキュートでクールな先輩方とのかけがえのない時間を日々噛みしめています。そして主演の多部さんとは15年の時を経て、ようやく再会できました。当時まだ小学生だった私に快くサインをくださったあの日から、変わらず一線でご活躍されている多部さんの背中を間近で感じながらの撮影は何ものにも代えがたい想いです。放送をお楽しみに!

須藤理彩/雅代役
最初に台本を読んだ時、雅代は“無味無臭”という印象で、あまり特徴的な人柄が見えて来ませんでした。でもそれは彼女が「普通でいよう」という思いから常に周りを気にして、自分を一切出さずに生きてきたからなのだろうと思えたんです。瞬時に空気を読んで、自分の意見を変えられるような部分が見えれば、雅代の持っている人柄のようなものが出るのではないかと思いながら演じています。
一見幸せそうに暮らす女性たちですが、さまざまなことが明らかになるにつれ、幸せになりたいからこの選択をしたのではなく、生きたいからこの選択しかできなかったということが分かってくると思います。たとえ地獄が待っていたとしても、それを引き換えにしてもかまわないくらい、夫との生活が苦しかったのだと思うと、彼女たちの選択をすごく切なく思います。視聴者の方には、ただ“かわいそうな人たち”で終わらせずに、自分の人生をつかみに行く女性たちの強さのようなものを、感じていただけたらうれしいです。

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