「レンタル・ファミリー」第38回東京国際映画祭に正式出品&アジアン・プレミア開催決定 木村文、安藤玉恵、森田望智ら追加キャスト発表
2025年9月19日 12:00

「ザ・ホエール」で第95回アカデミー賞主演男優賞受賞に輝いたブレンダン・フレイザーが主演し、「37セカンズ」のHIKARI監督がメガホンをとった「レンタル・ファミリー」が、第38回東京国際映画祭(10月27日~11月5日)のガラ・セレクション部門に正式出品され、アジアン・プレミアが開催されることが決定した。あわせて追加キャストとして、木村文、安藤玉恵、森田望智、篠﨑しの、板谷由夏、真飛聖が発表された。
アメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARIは、長編デビュー作「37セカンズ」(2019)で第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞、国際アートシアター連盟賞を受賞し、「Beef ビーフ」「TOKYO VICE」などの話題作を手掛けてきた。長編2作目となる今作はサーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル・ストーリーを紡ぐ。
本作の主人公は、報酬を得て“家族”の役割を演じる俳優を派遣する「レンタル・ファミリー」会社で働くことになったアメリカ人中年男性・フィリップ。東京をはじめとした日本各地を舞台に、“レンタル・ファミリー”として出会う人々と交流を重ねる中で、少しずつ自らの人生に向き合い、生きる喜びを見出していく。
現地時間9月6日に第50回トロント国際映画祭で行われたワールドプレミア上映では、世界各国の批評家や評論家たちが絶賛。Rotten Tomatoesでも93%fresh(9月18日時点)という高評価を獲得している。
フレイザーが落ちぶれた元人気俳優・フィリップ役を務め、「SHOGUN 将軍」の平岳大、「PACHINKO パチンコ」の山本真理、新鋭のゴーマン シャノン 眞陽、柄本明が共演。オール日本ロケを敢行し、ネオンが光り輝く新宿の街並みや、上空から捉えた渋谷のスクランブル交差点など、東京の街並みも重要な登場人物として映し出されている。

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」やWOWOWドラマ「TOKYO VICE」シリーズなどで注目された木村は、レンタル・ファミリー社の最年少スタッフで、社内のムードメーカー・光太役で出演。「深夜食堂」シリーズやヴィム・ヴェンダース監督作品「PERFECT DAYS」などで活躍する安藤は、フィリップの孤独を癒す存在であり、もう一つ意外な顔をもつLOLA役を演じる。
Netflix映画「シティーハンター」やNHK連続テレビ小説「虎に翼」などで注目された森田は、レンタル・ファミリー社に白人男性の新郎役を依頼する女性・佳恵役で登場。ドラマ「初恋の悪魔」や「TOKYO VICE」シリーズにも出演した篠﨑は、娘の受験のため、フィリップに父親役を依頼するシングルマザーの瞳役を担う。
「夜明けまでバス停で」で日本映画批評家大賞・主演女優賞を受賞した板谷は、レンタル・ファミリー社の社長・多田の妻役。そして、舞台でも活躍する真飛が、世の中から忘れられつつある老名優の父を気遣う娘・雅美役で参加する。そのほか、菅原大吉、原日出子、神野三鈴、宇野祥平、梅沢昌代といった実力派俳優も顔を揃える。
「レンタル・ファミリー」は2026年2月27日公開。
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