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新海誠、心残りがギュッと詰まった「秒速5センチメートル」 実写版を観て涙した理由を自己分析

2025年9月17日 17:00

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アニメーション監督の新海誠(「君の名は。」「すずめの戸締まり」)が9月17日、都内で行われた「秒速5センチメートル」の完成披露試写会に登壇した。

同作は、新海氏が原作・監督・脚本などを手がけたアニメ作品「秒速5センチメートル(2007)」を実写化したもの。新海氏は「試写を見ているうちに、何だかよく分からない涙が出てきて。素晴らしい作品に仕上げていただき、感謝している」と絶賛した。

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また、「名作だと言ってくださるが、本当に大した作品じゃないんです。心残りがギュッと詰まっている」と自身が手がけた「秒速5センチメートル(2007)」について言及。「アニメーションの作り方も分からないまま、アパートの1室でスタッフを集めて、見よう見まねでつくった作品。当時なりに必死でしたが、後悔がずっとあったんですね」と、製作当時を振り返る。

実写化については「愛おしい映画でもあるんですが、本当にこれでいいんですかと申し訳ない気持ちにもなった」と本音も。「当時の苦労を思い出したのか、自分たちが作った映画に含まれていた、いくつかの要素を膨らませてくれた(実写版の)物語の強さに泣かされたのか……」と涙した理由を自己分析していた。

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完成披露試写会には、主人公・遠野貴樹が大人に成長した姿を演じた松村北斗をはじめ、共演する高畑充希森七菜青木柚木竜麻生上田悠斗白山乃愛宮﨑あおい吉岡秀隆奥山由之監督した。

松村は「原作への敬意を大切にしたい思いが基盤にあったが、それが不安な理由でもあった」と語り、新海氏の絶賛コメントを受け取ると、「原作者の方にいい映画だと思ってもらえるのは、1つ必要な要素。そういう感想をいただくと、安心して100%の気持ちで、次はお客様に向けて……という思いに一歩進める」と感謝を伝えた。

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そんな松村に対し、新海氏は「当時はキャラクターを描くこともよく分からず、貴樹がどんな男性なのかも、分からないままだった。今回、(実写化された)映画を見たら、貴樹はこういう人物なんだと教えていただき、ようやく知り合えた気がした」と感謝を返していた。

秒速5センチメートル」は、10月10日に全国で公開される。

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