ブレンダン・フレイザーが日本在住の落ちぶれた俳優役、HIKARI監督「レンタル・ファミリー」2月27日公開
2025年9月12日 10:00

「ザ・ホエール」で第95回アカデミー賞主演男優賞受賞に輝いたブレンダン・フレイザー主演、「37セカンズ」のHIKARI監督最新作「レンタル・ファミリー」の日本公開日が2026年2月27日に決定、ポスタービジュアルが披露された。
長編デビュー作「37セカンズ」(19)で第69回ベルリン国際映画祭パノラマ部門観客賞、国際アートシアター連盟賞を受賞のほか、世界で注目を集め、「Beef ビーフ」「TOKYO VICE」などの話題作を手掛け、アメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARI。「37セカンズ」に続く長編2作目となる「レンタル・ファミリー」は、サーチライト・ピクチャーズとタッグを組み、日本を舞台にしたオリジナル作品だ。ブレンダン・フレイザーが、東京で暮らす落ちぶれた俳優・フィリップを演じる。
俳優の仕事を細々と続けながら、東京で暮らす内にすっかり街に馴染み、狭い電車の座席に大きな体を滑り込ませ、暗いマンションの1室でひとり晩酌をする。そんな日々を送り続けていたフィリップは、ある日、ひょんなことから“レンタル・ファミリー”会社を経営する多田から仕事を依頼される。レンタル・ファミリーとは、報酬を得て、依頼人にとって大切な「家族」のような役割を“演じる”仕事だ。人の人生に深く関わるこの仕事に最初は困惑し、戸惑いを見せていたフィリップだったが、彼らと関わる中で、フィリップ自身にも少しずつ、心にある変化が訪れていく……という物語。
第50回トロント国際映画祭でのワールドプレミアでは、上映後の場内は盛大な拍手とスタンディングオベーションで満たされ、世界各国の批評家たちからは「これは優美な映画だ。近頃あまり見かけない、控えめな人間味あふれるコメディである」(DEADLINE)、「演技の芸術と真髄を描いた風変わりで興味深い映画」(The Wrap)といった絶賛レビューが相次いで到着。映画『ザ・ホエール』以来の出演作となったブレンダンに対しても、「東京在住のアメリカ人俳優が役者としてのあり方を独自の方法で活かす役を演じた彼は、ドラマとコメディを融合させた本作『レンタル・ファミリー』で最高の演技を披露」(The Hollywood Reporter)、「予想外に人生を肯定する経験となる仕事に就く男の姿を、魂のこもった抑制の効いた演技で見事に演じている」(DEADLINE)といった称賛の声が集まった。現地時間9月14日に発表されるトロント国際映画祭の観客賞受賞にも期待が高まる。
「レンタル・ファミリー」は2026年2月27日公開。
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