ジェームズ・ガン監督、「スーパーマン」新作の2027年公開を発表
2025年9月5日 19:00

世界興収6億1160万ドルの大ヒットを記録している「スーパーマン」の新作が早くも決定した。ジェームズ・ガン監督が3日、続編「マン・オブ・トゥモロー(原題)」を2027年7月9日に全米公開すると発表。デビッド・コレンスウェット(スーパーマン役)とニコラス・ホルト(レックス・ルーサー役)の続投も確定している。
ガン監督は自身のInstagramで、緑色のメカスーツに身を包んだレックス・ルーサーとスーパーマンが描かれたコミック画像を公開し、「Man of Tomorrow. In theatres July 9, 2027」と発表。投稿には50万件(9月4日時点)を超える「いいね!」が集まり、ファンの熱狂ぶりを示している。コレンスウェットとホルトもそれぞれのSNSで同様のコミック画像を投稿し、続投への意欲を表明した。
興味深いのは、ガン監督がこの新作を「文字通りの続編ではない」と説明している点だ。過去数週間にわたって「伝統的な続編とは異なるが、スーパーマンが登場する映画」について言及してきた監督は、この作品群を「スーパーマン・サーガ」と命名。従来の続編概念を超えた革新的な試みとして注目されている。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」3部作で知られるガン監督は、DC映画部門の共同CEOとしてDCユニバースの再構築を手がけている。現作品で新生ホークガールを演じたイザベラ・メルセドもInstagramのストーリーで「see you soon」と投稿し、復帰を示唆。メルセドは「ピースメーカー」シーズン2への出演も予定されている。
「マン・オブ・トゥモロー(原題)」は、ガン監督が構築する新生DCユニバースの重要な柱となる。2026年6月26日にはミリー・オールコック主演の「スーパーガール」が公開予定で、これらの作品群は相互に関連しながら展開される計画だ。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラフCEOも先月の決算説明会で、ガン監督が「DCスーパーファミリーの次の作品群の準備に積極的に取り組んでいる」と言及している。
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