ディズニー、「トイ・ストーリー5」&新作アニメ「Hexed」の詳細を発表
2025年9月1日 20:00

米フロリダ州で行われたディズニーの公式ファンイベント「Destination D23」で、待望の「トイ・ストーリー5」の最新情報と、魔法をテーマにした新作オリジナル映画「Hexed(原題)」の詳細が発表された。会場では「トイ・ストーリー5」の冒頭3分間が特別上映され、ファンから大きな歓声が上がった。
2026年6月19日全米公開予定の「トイ・ストーリー5」について、アンドリュー・スタントン監督は「おもちゃ VS テクノロジー」をテーマに据えると発表した。「バズ、ウッディ、ジェシー、そして仲間たちの役割が試される。彼らが今日の子どもたちが夢中になっているもの……、電子機器に出合うことで」と作品の方向性を説明した。
会場で特別上映された冒頭3分間の映像では、数十体のバズ・ライトイヤーのアクションフィギュアが、輸送用コンテナの事故により無人島に取り残されるシーンが披露された。このオープニングは、アナログなおもちゃたちがデジタル時代の変化に直面する状況を象徴的に表現している。
新キャラクターとして、アメリカの人気コメディアンであるコナン・オブライエンが声を担当する「スマーティ・パンツ」の登場も発表された。1995年の第1作から続く人気シリーズが、現代の子どもたちを取り巻く環境の変化をどのように描くか注目される。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオからは、26年11月全米公開予定の新作オリジナル映画「Hexed(原題)」が発表された。同スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるジャレッド・ブッシュが登壇し、作品のタイトルとプロジェクト詳細、新しいタイトルロゴを披露した。
ブッシュは「モアナ」や「ズートピア」などのヒット作を手がけてきた実績を持つ。物語は、内気な10代の少年と完璧主義の母親が、息子の奇妙な行動が実は隠された魔法の力だと発見し、秘密の魔法世界に足を踏み入れるというもの。
「この映画はユーモア、畏敬の念、そして心温まる瞬間を混ぜ合わせている。違うことの特別さと、家族がそれを中心にどのように結束するかを祝福している」とブッシュは語った。
公開されたコンセプトアートは「アナと雪の女王」を彷彿とさせる美しい魔法的な世界観を示している。近年の「ミラベルと魔法だらけの家」などに続くディズニーらしいファンタジー作品として期待が高まっている。
今回の「Destination D23: A Journey Around the Worlds of Disney」は8月29日から31日まで、米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート内で開催された。ピクサー・アニメーション・スタジオ、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ、ディズニープラス、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの制作陣が登壇し、数々の独占映像と発表を行った。
他にも「ズートピア2」(11月26日全米公開)の新キャスト発表や、ディズニープラス向けの新作「グレッグのダメ日記 最後の藁(原題)」(12月5日配信開始)の映像公開など、多数の発表が行われている。

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