イーサン・コーエン監督、レズビアン映画第3弾についての構想を明かす
2025年8月28日 13:00

レズビアン映画3部作の第2弾「Honey Don’t!(原題)」が全米公開されたイーサン・コーエン監督が、次の第3弾について構想を明かした。
コーエン監督と妻のトリシア・クックが約25年前から共同で脚本を執筆してきた第1弾「ドライブアウェイ・ドールズ」(2024)は、親友女性2人が謎のスーツケースをめぐってさまざまな事件に巻き込まれるロードトリップコメディで、マーガレット・クアリーとジェラルディン・ビスワナサンが主演した。
8月22日に全米公開されたコーエン監督&クックによる第2弾「Honey Don’t!(原題)」は、米カリフォルニア州ベーカーズフィールドを舞台に、クアリーが私立探偵、オーブリー・プラザが警官、クリス・エバンスがカルト教団のリーダーを演じている。
コーエン監督&クックは先ごろ、米Deadlineのポッドキャスト番組「Crew Call」に出演。第3弾について聞かれると、コーエン監督は「製作できるといいんだけど。女子ボート部が10年ぶりに再会する物語だ。荒野があって川を下るんだけど、それはつまり人生だ。わかるかな?」と説明し、クックが「そう、それがホラー映画になるわけ」と話した。また、クアリーが再び主演する可能性についてコーエン監督は「製作が実現する頃にはマーガレットはもう歳を取りすぎているだろうけど、彼女には何かしら役を探す」と語っている。
なお、コーエン監督は「ノーカントリー」「トゥルー・グリット」をともに手がけてきた兄ジョエル・コーエンと共同監督する新作も待機している。
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