「ChaO」手書きアニメのこだわりが伝わるメイキング特別映像 誰も観たことのない映像表現を追求
2025年8月22日 11:00

STUDIO4°Cの劇場アニメ最新作「ChaO」(公開中)のメイキング特別映像が披露された。映像では、鉛筆の線画からアニメーションへと完成していく過程を見ることができる。
宮﨑駿監督の「となりのトトロ」「魔女の宅急便」のラインプロデューサーを務めた田中栄子が主宰するクリエイティブ集団STUDIO4°Cは、ハイクオリティな映像と独特な世界観で世界中に多くのファンをもつ。オリジナルアニメーションとなる本作では、「これまでに誰も観たことのない映像表現を追求する」と言う目標のもと、手描きアニメーションにこだわり、圧倒的な作画量と斬新な処理の背景美術で、種族と文化を超えた恋と奇跡の物語を描く。声優は、鈴鹿央士と山田杏奈が務めた。
©2025「ChaO」製作委員会物語の舞台は、人間と人魚が共存する未来社会。船舶をつくる会社で働くサラリーマンのステファンは、ある日突然、人魚王国の姫君・チャオに求婚され、一緒に生活することになってしまう。ともに暮らすなかでステファンは、まっすぐな愛情を向けてくるチャオに少しずつ惹かれていく。
日本公開に先駆け、フランスで開催されるアヌシー国際アニメーション映画祭2025の長編コンペティション部門、北米最大のジャンル映画祭、ファンタジア国際映画祭のコンペティション部門に選出されており、国外からも注目が集まっている。
映像では、線画がアニメーションへと変化。劇中に登場する印象的なシーンと線画が交互に映し出され、アニメーションの完成度の高さが見て取れる。チャオを追いかけ、波に乗るかのように海の上を走り出す主人公・ステファンや、雨の中で華麗に舞う人魚姫・チャオ、スクリーンいっぱいに広がる海や水滴など、独創的な水の表現でも美しいインパクトを残す。本映像の続きは、本編上映後のエンドロールで見ることができる。
本作は、1枚1枚こだわり抜かれた手書きアニメーションが大きな魅力。一般的にアニメ映画の作画枚数はおおよそ3〜4万枚と言われているが、本作の総作画枚数は驚異の10万枚超。アクションシーンはもちろん、日常のシーンも超緻密なアニメーションで表現され、画面の隅にいる通行人やノラ猫、さらにはトイレットペーパーまで縦横無尽に動く様子が楽しめる。
映画「ChaO」は全国公開中。
(C)2025「ChaO」製作委員会
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