アナ・デ・アルマスの“神対応”にファン熱狂 キアヌ・リーブスとの共演は「セットにババヤガがいるなんて、本当に最高」
2025年8月8日 11:00

「ジョン・ウィック」ワールドから生まれたシリーズ最新作「バレリーナ The World of John Wick」のジャパンプレミアイベントが8月7日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、主演を務めたアナ・デ・アルマスのほか、監督のレン・ワイズマン、キャストの福島リラ、柔道女子48キロ級でパリ五輪金メダルの柔道家・角田夏実が参加した。
「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」で一躍トップスターとなり、マリリン・モンローを演じた「ブロンド」でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたアルマスの来日は、2017年の「ブレードランナー 2049」のプロモーション以来7年ぶり。ワイズマン監督は「アンダーワールド」以来、実に18年ぶりの来日となった。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.会場前に敷き詰められたレッドカーペットに、スタイリッシュなドレスに身を包んだアルマス、ワイズマン監督、そして本作に出演していることが発表されたばかりの福島が登場すると、会場に集まったファンは大歓声。3人は沿道に集まったファンからのサインや写真撮影にも熱心に応じ、特にアナは一人一人に声をかけ余すことなくサインをするなど、まさに“神対応”を見せていた。
「皆さまとこうやってお会いできてうれしいです。わたしが来日したのは2017年以来なんですが、特にこの作品を携えて来られたことがとてもうれしくて」と語りかけたアルマス。「皆さん、『ジョン・ウィック』の大ファンなんだと思うんですが、この作品は本当に特別で、『ジョン・ウィック』の世界をさらに広げていくような、そういう作品になっています。ものすごく楽しんでいただけますし、ものすごく愛していただける作品だと思うので、早く観ていただきたいです」と熱意を持って語りかけていた。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.福島との共演シーンについては、「本当にアメージングで、素晴らしいシーン。わたしは本当に楽しみにしていたんです」と振り返る。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.一方のワイズマン監督は「彼女のキャラクターには、ある種のアイロニーがあって。それは僕が求めていたトーンだったんです。きっと皆さんも楽しんでくださると思います」と福島がもたらしたものについて明かす。
その言葉を聞いた福島は「実際、私の出演シーンはそれほど長くはないんです。やはり長い撮影の中で途中参加するというのは、不安もあったりするんですけど、監督やアナさんが温かく迎え入れてくれた」と述懐。そして現場でのアルマスの姿に「本番に入るとものすごい集中力で。さすがだなと思いました」と心からの賞賛を贈った。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.レッドカーペットイベントの後はTOHOシネマズ六本木ヒルズに場所を移し、舞台挨拶を実施。大歓声の中ステージに登壇したアルマスは「この場にいられることをうれしく思います」とあいさつすると、「皆さんが『ジョン・ウィック』シリーズの大ファンであることは知っていますが、この作品は絶対がっかりさせません!」と力強く宣言。一方のワイズマン監督も「この映画に全てを注ぎ込みました。緊張したり、笑ったり、素晴らしい体験をしてほしいです」と作品への自信を見せた。
もともと「ジョン・ウィック」シリーズの大ファンだったと語るアルマス。そんなファンの多い人気シリーズに出演するということで、「もちろんものすごくワクワクすると同時に、少し緊張感もありました」という。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.ワイズマン監督も「僕にとっても本当にスリリングで、ワクワクすることでした。と同時に、皆さまからの期待がすごく大きいので、大きな挑戦でもありました」とコメント。ワイズマン監督自身、本シリーズのことを「何十年に一度のレベルの高いアクションだと思います」と感じているようだ。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.本作には、キアヌ・リーブス演じるジョン・ウィックも登場。そんなリーブスとの共演に「セットにババヤガ(ジョン・ウィックの愛称)がいるなんて、本当に最高」と語るアルマス。「彼は共演者としてすばらしいパートナー。本当に心が広くて、自分の考えを押しつけることはない。自分自身がやりたいことをしっかりと見極める時間、余地をしっかりとつくってくれる。彼にとってもふたたびジョン・ウィックのスーツを着るのは特別なことだったんじゃないかなと思うんです。キアヌとの仕事、リハーサルから現場の撮影まで、1秒1秒を本当に楽しみました」と述懐。
ワイズマン監督も「彼は非常に献身的で、ものすごく過酷なトレーニングをするというアプローチ方法をしていて。集中力がものすごい。でも同時に、映画作りが本当に大好きな16歳の子供のようでもあるんです。ものすごく寛大で、自分のベストのものを人に与えたいといつも思うような寛大なところがある。でも自分にすごく厳しいところもあるんです。彼は本当に特別な人で、いいこといっぱいあるんですが、とにかく素晴らしい人でした」とリーブスの素顔を明かした。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.およそ7年ぶりの来日となったアルマスは「日本は毎回、楽しいことができる場所で。しばらく来れなかったので、日本のことを恋しく思っていました。オフの時は街を歩き回ったり、神社やお寺に行ったり、ジブリ美術館も行くことができました。あとはおいしい食事ですよね。どのレストランも本当に最高で、いろんな形で楽しんでいます」と充実した表情。
イベント中盤には、サプライズゲストとしてパリオリンピック柔道女子48kg級金メダリストの角田選手が、キラキラと輝くドレス姿で登場。シリーズの大ファンだという角田選手は、「大好きでずっと見ていたシリーズです。戦いを見ていると、わたし自身も強くなれた気がして、すごくすてきな映画だなと思っていつも見させていただいてました」とコメントすると、実際に会ったアルマスについて「アナさんの演技を見ていた時はかっこいいと思ってたんですけど、実際お会いすると、とてもきれいで。こんなにきれいな方があんなにかっこいい演技をされるんだというのを感じて、ちょっと横にいてドキドキしてます」と胸中を吐露した。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.そんな角田に「アクション映画に出てみるのはどう?」というひと幕も。それには「わたしは関節技が得意なので、(技を)決めているシーンを見た時に、『行け!』と思ったりするので、ちょっと興味あります」と語った角田。それにはワイズマン監督も「素晴らしいアイデアだと思います」と笑顔。そしてアルマスも「角田さんをキャスティングするなら、友だちでお願いしたいです。彼女は敵に回したくないですから。わたしたちは彼女をリスペクトしていますからね」と笑いながら付け加えた。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.今回の来日を記念して、そして“本作の続編が決まって、これからもアナさんがトレーニングできますように”という願いを込めて、ふたりの名前が入った柔道着をプレゼントすることに。柔道着を着用したふたりも大喜び。「これはいいですね! 実際にその現場で着ていたものよりもきれいだし、こっちの方がベター。これは実際に試合で着ているのと同じ柔道着なんですか?」と尋ねたアルマスに、「そうです」と返した角田。その言葉に「最高ですね! とても気に入りました」と満足げなアルマス。そんなふたりの柔道着姿に、角田は「アナさんは道着がすごくおしゃれに見えるというか。すごくうらやましい。ふたりともとても似合っていてすてきです」と語っていた。
(R), TM & (C) 2025 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.また、本作の大ヒットを祈願して鏡開きを行うことに。「せーの、よいしょ!」のかけ声とともに、いっせいに木槌(きづち)を振り下ろす3人。そんな大盛り上がりのイベントもいよいよ終盤。最後にアナが「ポップコーンは食べてますか? 時は今やってきましたよ! ぜひ楽しんでください」と会場に呼びかけると、会場からは大きな歓声が響き渡った。
「バレリーナ The World of John Wick」は、8月22日に公開。
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