これは「ジョーズ」!? もしかして「インディ・ジョーンズ」!? 「ジュラシック・ワールド」新章はスピルバーグ作品へのオマージュだらけ
2025年8月6日 17:00

「ジュラシック」シリーズの新章となる「ジュラシック・ワールド 復活の大地」の新たな特別映像が、このでほど公開された。スティーブン・スピルバーグ作品へのオマージュが随所にちりばめられた製作の舞台裏をキャスト&スタッフ陣が語っている。
前作から5年後の世界を舞台とした本作は、初代「ジュラシック・パーク」の極秘研究施設が存在した禁断の島が舞台。熟練の特殊工作員ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン)たちは、心臓病に奇跡的な治療効果をもたらす新薬の開発に不可欠な、陸・海・空の3大恐竜のDNAを確保すべく、歩みを進めていくが……。
「ジョーズ」「インディ・ジョーンズ」「ジュラシック・パーク」など、映画史に残る名作を生み出してきたスピルバーグ。そのDNAを継承する本作では、シリーズ初期の2作となる「ジュラシック・パーク」と「ロスト・ワールド ジュラシック・パーク」の脚本を手がけたデビッド・コープが、スピルバーグの熱烈ラブコールによって28年ぶりにシリーズへカムバック。物語はサバイバルのスリルとスケールを増しながら、シリーズの原点に立ち返る内容となっている。

メガホンをとったギャレス・エドワーズ監督は、幼少期からスピルバーグ作品を愛し、研究し続けてきた人物だ。監督の打診を受けた際、コープによる脚本を読んで「この脚本はスピルバーグへの恋文でした」と強く心を動かされたという。
その思いは映像にも強く反映されており、モササウルスが水中から突然襲いかかるシーンは「ジョーズ」の恐怖を彷彿とさせ、ケツァルコアトルスが登場する場面では「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」の遺跡を想起させるなど、スピルバーグ作品への明確なオマージュが随所に盛り込まれている。さらに、ディロフォサウルスの威嚇シーンや博物館の垂れ幕など、「ジュラシック・パーク」を思わせる演出も多く、シリーズファンにはたまらない内容となっている。

また、エドワーズ監督にとっての念願だったフィルム撮影も本作で実現している。「以前からフィルムで撮影し、かつ自然な映画的な質感を持ちたかったんだ」とその想いを語り、「ジュラシック・パーク」や「ジョーズ」など、スピルバーグ作品の魅力を形づくっていた“映画らしい質感”を再現するため、35ミリフィルムを使用して撮影された。映像からは、フィルムならではの粒子感や鮮やかな色彩、ビンテージな質感がにじみ出ており、シリーズのレガシーを現代に甦らせている。


キャスト陣も、本作の“原点回帰”への姿勢に共鳴している。ヘンリー・ルーミス博士役のジョナサン・ベイリーは「往年のファンにささげる作品だ」と語り、主人公のゾーラ・ベネットを演じたヨハンソンも「『復活の大地』は1作目にさかのぼるサバイバルの物語です。基本に立ち返って恐竜の島にいる臨場感を観客に届けます」と語るように、本作がシリーズの原点「ジュラシック・パーク」に深くルーツを持つことが、彼らの言葉からも伝わってくる。
「ジュラシック・ワールド 復活の大地」は、8月8日から全国で公開。
(C)2025 Universal Studios. All Rights Reserved.
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