「カラダ探し」最新作、橋本環奈が特殊な撮影現場で“安心させてくれる存在”を告白 「こんな濃密な時間を過ごすとは」
2025年7月24日 18:00

橋本環奈が、主演映画「カラダ探し THE LAST NIGHT」の撮影秘話を語った。あわせて、対極な表情を切り取った場面写真2点が公開された。
「カラダ探し」は、小説創作プラットフォーム「エブリスタ」で人気No.1の携帯小説作品として話題となり、2014年には村瀬克俊氏による漫画版が漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載され、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品となった。
22年10月14日に公開された実写映画「カラダ探し」は、興行収入11.8億円を記録し、22年公開のホラー映画No.1興収を達成。本作はその最新作となり、前作に引き続き羽住英一郎監督がメガホンをとり、橋本が主人公の明日香役、眞栄田郷敦が高広役を務めた。新たに櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明も出演する。
前作に引き続き、主人公の明日香役を演じた橋本は、16年公開の初主演映画「セーラー服と機関銃 卒業」(16)で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、「銀魂」や「キングダム」シリーズなどのヒット作で存在感を発揮。NHK連続テレビ小説「おむすび」では、朝ドラヒロインを務めた。近年はNHK紅白歌合戦の司会も3年連続で務めたほか、主演舞台「千と千尋の神隠し Spirited Away」は世界的にも高く評価された。

前作では、明日香が突如“カラダ探し”に巻き込まれ、幼なじみの高広(眞栄田)をはじめとしたクラスの仲間たちとともに“赤い人”の恐怖に立ち向かうさまが描かれた。しかし、無事に“カラダ探し”を終わらせた直後、高広の目の前で明日香がこの世から消えてしまう。今作ではそれから3年後、明日香自身のカラダがバラバラになり、新たな“カラダ探し”メンバーに探される側になるという衝撃のストーリーが展開する。
3年ぶりの撮影となったが、橋本は前作で作り上げていた明日香像を忘れることなくそのまま出せたのではないかと話す。「元々私が思う明日香は、怖がりで普通の女の子ではあるんですけど、静かでしっかりしてる優等生的な存在だとも思っていました。怖がって逃げるだけじゃなく、“カラダ探し”に向き合わなきゃいけない。その自分の弱さをちゃんと自覚してるすごく強い子なんです」と、役どころを解説する。
今作はCGや編集によって初めて成立するシーンが多く、撮影現場も特殊だったといい、「例えば“こういう時に高広がどう動いて”など、想像の世界でしか無かった」とその苦労を明かした。前作に続いてタッグを組んだ羽住監督については、「そこに説得力がちゃんとあるかどうか、全部監督に委ねてやっていきました。羽住さんは現場にずっといらっしゃって、少し疑問があったことを聞くと全て答えてくれるので、判断も迷うことがないですし、もう付いていったらいいんだなという安心させてくれる存在でした」と全幅の信頼を寄せた。一方で、「大変でした、こんな濃密な時間を過ごすとは思っていなくて(笑)」と撮影を振り返った。
新たに“カラダ探し”に挑むことになるメンバー(櫻井、安斉、鈴木、本田、吉田)については、とにかく「かわいい!(笑)」と絶賛。「皆さん本当に素敵で、すごくフレッシュで、観ていて瑞々しさを感じます。ループをすることでメンバーはどんどん距離感が縮まっていくのですが、その一体感は今回のメンバーにもすごく感じられて、私も”カラダ探し”の中での青春がとても楽しかったなって思い出しました」と懐かしんだ。
場面写真には明日香の対極ともいえる表情が切り取られ、明るく光の差す場所でセーラー服に身を包み、笑顔を浮かべる明日香は前作と何も変わらない印象だ。一方で、もう1枚のカットでは、薄暗い空間で切なげにどこかを見つめている。その視線の先にあるものとは? 明日香が鍵を握る“カラダ探し”に隠された謎とは? 本編への期待が高まるカットとなっている。
「カラダ探し THE LAST NIGHT」は、9月5日全国公開。
(C)2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会
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