「トロン:アレス」ナイン・インチ・ネイルズの楽曲が彩る最新予告 デジタル世界が現実世界を侵食する
2025年7月19日 13:30

世界で初めて長編映画としてCGを本格導入した映画「トロン」シリーズの最新作「トロン:アレス」の最新予告編(https://www.youtube.com/watch?v=o6Rw_1aLvvg)と新ポスタービジュアルがお披露目。本作の楽曲を手がけるバンド「ナイン・インチ・ネイルズ」のオリジナル楽曲が、映像を彩っている。
デジタル世界に送り込まれた天才コンピュータープログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑む様子を描いた「トロン」(1982)。現実世界から、コンピューターシステムの“デジタル世界”へ侵入するという画期的な設定と、CGを本格導入した新たな映像体験は、社会現象を巻き起こした。その28年後の2010年には、続編「トロン:レガシー」が公開。青白く輝くネオンを基調とした当時最先端の映像体験は多くのファンを魅了し、「ダフト・パンク」が手がけた楽曲も大きな話題に。
その後、「トロン」シリーズはゲームにも展開され、米フロリダのマジックキングダム・パークでは、本シリーズに登場するバイク“ライトサイクル”のアトラクションも登場するなど、多くの人々やクリエイターに影響を与える世界的な人気コンテンツのひとつとなっている。
これまでのシリーズでは、現実世界の人間がデジタル世界へと足を踏み入れるさまが描かれた。しかし、最新作「トロン:アレス」ではその逆で、デジタル世界の“超高度AIプログラム”が現実世界へと襲来。圧倒的な力と知性をもつ、“究極の兵士”が誕生するが、彼らが暴走し、現実世界と人間を脅かす存在となったとき、制御することは不可能となる。ヨアヒム・ローニング監督(「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」)がメガホンをとった。
予告編は、「ナイン・インチ・ネイルズ」完全書き下ろしの楽曲「As Alive As You Need Me To Be」にのせ、赤いネオンと闇が交錯する映像美が印象的だ。「ソーシャル・ネットワーク」「ドラゴン・タトゥーの女」「ソウルフル・ワールド」などで音楽を手がけ、アカデミー作曲賞など数々の賞を受賞したトレント・レズナーとアティカス・ロス率いる「ナイン・インチ・ネイルズ」。本作で初めて、グループ名義で映画音楽を担当する。
映像では、人間の記録映像を静かに見つめながら何かを感じとる人型AI・アレス(ジャレッド・レト)を活写。さらに、赤いライトサイクルがレーザーを放ち、一瞬で背中に“飛行ユニット”のようなウイングが出現し、颯爽と飛び立っていくシーンなど、本シリーズならではの圧倒的な映像美と世界観が垣間見える。そして、シリーズの象徴的存在であるケヴィン・フリン役である名優ジェフ・ブリッジスがサプライズ登場。彼がどのように物語と交錯するのか、注目だ。
「トロン:アレス」は、10月10日に日米同時公開。
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