岩田剛典がイタい中学教師に! 映画「金髪」世間を揺るがす大騒動を捉えた特報&追加キャストを発表
2025年7月17日 08:00

岩田剛典が、初の教師役を演じる映画「金髪」の特報が披露された。併せて追加キャストが発表され、白鳥玉季、門脇麦、山田真歩、田村健太郎、内田慈の出演が明らかになった。
本作で岩田が演じるのは、爽やかで生徒に好かれる教師……ではなく、職場で年配の教師たちに囲まれ、“可愛がられる後輩キャラ”が板についてしまった30歳、という少しイタい中学校教師・市川。岩田自身、「今まで演じた中で多分ダントツでみっともなくてダサい主人公を演じました」と語るキャラクターだ。
監督は、常にシニカルな目線で人間の愚かさを笑いに昇華させてきた「決戦は日曜日」の坂下雄一郎。ことなかれ主義の議員秘書と熱意が空回りしてばかりの新人候補者による選挙活動の行方をシニカルに描いたコメディ「決戦は日曜日」に続き、自身が執筆したオリジナル脚本で、日本独特のおかしな校則、教師のブラックな職場環境、暴走するSNSなどの社会問題を背景に、大人になり切れない教師が、生徒たちの起こした金髪デモに振り回されながらも成長していく様子を、皮肉と愚痴と笑いを交えて描く。なお、本作はアジア最大の企画マーケットの一つ、香港アジア・フィルム・ファイナンシング・フォーラム(HAF)のIDP部門で非香港映画の企画大賞を受賞しており、奇抜なストーリー展開に期待が高まる。

特報は、自分がおじさんだと気付いていない市川の「これは金髪の話ではない、私の個人的な話だ」という一人語りから始まる。理不尽な校則への抗議として、ある日突如として始まった生徒たちによる“金髪デモ”。金髪の生徒だらけの異様な光景と、それに翻弄される市川のなんとも言えない表情を映し出す。そして、自分が置かれた状況を脳内でぼやきまくる市川の姿を捉えたシュールな映像に仕上がっている。問題は学校の中だけでは収まりきらず、やがて“世間を揺るがす大騒動”へと発展していくのだが…果たして市川はこの緊急事態をどう乗り切るのか、物語の着地点が気になる映像だ。

新たに出演が明らかになったのは、主人公・市川の人生を大きく変えることになる“金髪デモ”の発起人であり、市川のクラスの生徒・板緑に白鳥玉季。李相日監督の「流浪の月」(22)で約800人の候補からオーディションで役を勝ち取り、大河ドラマ「どうする家康」にも出演した注目株だ。
また、事件が起きる1年前にマッチングアプリを通して市川と出会い、恋人になった赤坂を担うのは門脇麦。市川を支えながらも子供っぽい行動に違和感を抱き始める、という役どころだ。市川が職場内で唯一軽口を叩ける同僚の中本に扮するのは山田真歩。市川の大学の同級生で、彼の良き相談相手・駒井を演じるのは田村健太郎。市川の恋人・赤坂と同じクリニックの受付で働く同僚で、赤坂の良き相談相手・西原には内田慈が息吹を吹き込む。
なお、映画の公開に先駆け、幻冬舎文庫よりノベライズ本が9月に発売予定。「金髪」は11月21日から全国公開。
追加キャストのコメント全文は以下のとおり。
(C)2025 映画「金髪」製作委員会
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