スーパーマンVS巨大KAIJU 特撮好きのジェームズ・ガン監督が描くアクション映像公開
2025年7月3日 12:00

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ、「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」のジェームズ・ガンが監督・脚本を務めた映画「スーパーマン」の本編映像の一部が披露された。超巨大KAIJU(カイジュウ)とスーパーマンが繰り広げるド派手な交戦を収めている。
普段はクラーク・ケントとして大手メディアであるデイリー・プラネット社の新聞記者として平凡に働き、その正体を隠すスーパーマン(デビッド・コレンスウェット)。そんな彼を人類の脅威と考え、陥れようとする最大の宿敵であり最高の頭脳を持った天才科学者にして大富豪レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)に立ち向かう。
本編映像は、犬を踏みつぶしそうな勢いで降りかかる巨大な足を、弾丸よりも速く飛べる超スピードと異次元の腕力で止めるスーパーマンの姿から始まる。巨大な足の正体は、日本人なら誰しも目に触れたことがある凶暴な巨大生物のKAIJUだった。
メトロポリス市民が恐怖で逃げ惑う中、KAIJUは凶暴さを増していく。両手がふさがった状態で驚異の肺活量で犬を吹き飛ばし間一髪で助けるも、地面に踏みつぶされてしまうスーパーマン。心配そうな目で少女が見守る中、すぐさま地面の中を移動し、赤いマントをなびかせながら空へと飛び立ち、鋼鉄の強烈なパンチを食らわせる。
KAIJUの登場時には、どことなく「ゴジラ」シリーズを彷彿とさせるような、不穏さと迫力を兼ね備えた重厚なオーケストラ風の音が使われている。誰もが一度は聞いたことがあるであろう1978年の1作目の“あの”テーマソングのアレンジバージョンも収められている。
本作を手掛けたガン監督は、日本作品の「ウルトラマン」シリーズや「仮面ライダー」シリーズなど大の特撮好きで知られている。本作のKAIJUにもついても「特撮から影響を受けている」と明かしており、まさに監督の日本愛に溢れた敵キャラクターとなっている。
さらに、ガン監督は先日自身の公式 X にて「Ultraman(ウルトラマン)」という言葉と共に一枚の写真をアップした。この写真はネット上で大きな話題に。実はDCコミックスにも同名のキャラクターがスーパーマンと瓜二つの見た目の悪役として1964年に初登場しており、本作の予告でもこの不気味な黒スーツを身に纏った姿はたびたび登場している。この「Ultraman」が本作でどのような存在として登場し、物語に関わるのか。
「スーパーマン」は7月11日から日米同時公開。
(C) & TM DC (C) 2025 WBEI
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