実写版「ヒックとドラゴン」首位に初登場! ダコタ・ジョンソン、ペドロ・パスカル、クリス・エバンス共演作が3位【全米映画ランキング】
2025年6月17日 08:00

6月第2週の北米映画市場は堅調に推移し、週末3日間(6月13日~15日)の興行収入ランキングのトップ10で、ドリームワークス・アニメーションの大ヒットアニメ映画シリーズを実写化した「ヒックとドラゴン」が首位を獲得しました。
「ヒックとドラゴン(2010)」から始まったアニメ版シリーズ3部作や「リロ&スティッチ(2002)」を手がけたディーン・デュボアが実写版の監督も務め、両作品でデュボアと組んできたクリス・サンダースも、脚本に参加。バイキングとドラゴンが敵対するバーク島を舞台に、族長の息子で、侵入してきたドラゴンを捕獲する鍛冶屋の見習いであるヒック(メイソン・テムズ)が、傷ついたドラゴン・トゥースと友情を育み、ヒックが憧れる勇敢な戦士・アスティ(ニコ・パーカー)らとともに、両者の関係を変えていく冒険に出かけます。
ジェラルド・バトラーはアニメ版に続き、バイキングの首長であり、ヒックの父親であるストイック役を再演。週末3日間で、興収8300万ドルをあげ、アニメ版3部作の全てのオープニング興収を上回る好成績となりました。
ディズニーの人気アニメを実写映画化した「リロ&スティッチ」は、公開から1カ月が経ち、2位にダウン。週末3日間で興収1500万ドルを記録しました。この週は、デュボアとサンダースによるアニメ映画を実写化した「ヒックとドラゴン」「リロ&スティッチ」の2本が、市場を大いに盛り上げる結果となりました。
ダコタ・ジョンソン、ペドロ・パスカル、クリス・エバンスが共演したロマンティックコメディ「Materialists(原題)」(A24)が、3位に初登場。富裕層向けのマッチングサービスを手がけるルーシー(ジョンソン)は、顧客の兄弟であるハリー(パスカル)へのロマンティックな感情を抱えながらも、元恋人・ジョン(エバンス)と予期せぬ再会を果たします。監督は、「パスト ライブス 再会」のセリーヌ・ソン。週末3日間でオープニング興収1200万ドルを記録し、前作「パスト ライブス 再会」の累計興収(1100万ドル)を上回りました。
トム・ヒドルストン主演のSFドラマ「The Life of Chuck(原題)」(Neon Rated)は公開2週目で、19位から9位にジャンプアップ。“ホラーの帝王”スティーブン・キングの短編小説が原作で、トム・ヒドルストンは、自身の死が宇宙そのものの終焉と結びついている末期のがん患者・チャックを演じています。キウェテル・イジョフォーが、宇宙が崩壊している兆候に気付き始める教師・マーティ、カレン・ギランがマーティの元妻・フェリシア、ジェイコブ・トレンブレイが若き日のチャック、マーク・ハミルがチャックの祖父を演じています。キング作品の「ジェラルドのゲーム」「ドクター・スリープ」を映画化したマイク・フラナガン監督がメガホンをとり、週末3日間で興収200万ドルをあげました。2024年のトロント国際映画祭で観客賞を受賞しています。
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