トム・クルーズ×山崎貴監督、対談実現! 山崎監督「嫉妬を感じるほど素晴らしかった」
2025年6月5日 10:00

トム・クルーズ(「ミッション:インポッシブル」シリーズ)と、山崎貴監督(「ゴジラ-1.0」)の対談が実現し、10分以上のスペシャル対談映像(https://youtu.be/kJSnK3KY3ZE)がお披露目。ゴジラ新作映画を準備中の山崎監督が、シリーズ最新作「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」(公開中)に大きな刺激を受けたことを明かした。
最新作のタイトルでは、前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」に続き、いくつもの意味を持つ語“レコニング”が引き継がれ、さらには“ファイナル”と謳っており、「29年におよぶシリーズの最後」「イーサンの最期」など、さまざまな展開を推測させる意味深なものとなっている。前作の最後で、スパイ組織・IMFに所属するイーサン・ハント(クルーズ)が手にした鍵をめぐる物語が展開。5月23日に公開され、6月1日時点で、観客動員177万人、興行収入27億4200万円(※先行上映も含む)を突破した。

そして5月に行われたワールドツアーでの来日中に、本作の主演でありプロデューサーのクルーズと、山崎監督の対談が行われた。スペシャル対談映像では、「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」のクリストファー・マッカリー監督も合流し、世界を代表するトップクリエイターたちが熱いトークを繰り広げた。

対談の日、クルーズが山崎監督と待ち合わせたのは、世界中から観光客が集まる渋谷を一望できる場所、渋谷スクランブルスクエアの屋上展望台「SHIBUYA SKY」。圧巻の景色が広がる舞台で、ふたりは笑顔を交わし、固く握手をする。開口一番に「あなたの大ファンだ! 素晴らしい作品ばかりだ」とラブコールを送るクルーズの姿から、どれほどこの瞬間を待ち望んでいたかが伝わってくる。
実はクルーズと山崎監督には、過去にある大きなつながりがある。第96回アカデミー賞で「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を受賞する快挙を成し遂げたとき、同じく視覚効果賞にノミネートされていたのが、シリーズ前作「ミッション:インポッシブル デッドレコニング」だった。

5月6日に実施された「ジャパンプレミア スクリーニング」で、300人の観客、クルーズらキャスト、スタッフとともに、本作を鑑賞した山崎監督。上映後、8分間にもおよぶスタンディングオベーションが巻き起こった”世界最速上映”で、山崎監督は「集大成としての『ミッション:インポッシブル』の大成功を確信した」という。「絶対不可能な瞬間を作りながら、ギリギリの方法で、しかも説得力のある形で乗り越えていくプロセスが本当にすごかった。同じ映画を作っている身としては、嫉妬を感じるほど素晴らしい瞬間がたくさんあった」と振り返る。

そんな山崎監督は現在、ゴジラ新作映画の準備中。「昨日映画を見て、家に帰ってシナリオを読み直しながら、ミッションに負けるわけにはいかないと闘争心が沸き起こった」と新作への熱い意欲を明かすと、クルーズも「まさに切磋琢磨しているね! 僕たちと全く一緒だ。あなたの映画を見た後、僕らも同じことをした。次はあなたの番だ!」と、マッカリー監督と興奮気味に顔を見合わせた。
さらに、「イーサンが辛そうなところがたくさんあって、それが映画に膨らみをもたせている。そして、イーサンの物語の向こう側にトム自身の物語が見えて感動した。映画を面白くするためにあれほどの苦労をしているのが伝わってきて……」と、山崎監督が前のめりで話すと、「理解してくれてありがとう!」と、クルーズは山崎監督を熱く抱き寄せる。

続くトークテーマは、「劇場への思い」について。山崎監督は「劇場にお客さんに来てもらいたいし、体験できるのは劇場だと思う。(先頭を走っている『M:I』に)映画界はもっと感謝すべき」といい、クルーズは「映画館でひとつの映画をみんなで一緒に体験するのはとても美しいこと。僕たちの仕事は、できる限り最高の映画を作ること。お互いに助け合おう、刺激し合って」と、思いの丈を伝える。そして「みんなで劇場に観客を取り戻そう!」(山崎監督)、「それこそが僕らの”ミッション”だ!」(クルーズ)と、熱い約束を交わした。最後にクルーズは、「あなたと話せて、ひとつの夢が叶った。僕たちにできることがあれば何でも言ってほしい」と、敬意を表していた。
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