柚木麻子のデビュー作「終点のあの子」當真あみ×中島セナ主演で映画化! ビジュアル披露【コメントあり】
2025年6月3日 18:00

作家・柚木麻子氏のデビュー作「終点のあの子」が、當真あみと中島セナの主演で映画化が決定。2026年に公開されることが発表された。あわせて上海国際映画祭への出品決定と海外版ポスタービジュアル、場面写真が披露され、キャスト、スタッフからコメントも寄せられた。
原作は、2008年に第88回オール讀物新人賞を受賞した短編「フォーゲットミー、ノットブルー」を第1話においた全4編からなる連作集。世田谷区小田急線沿線にある私立女子高校に進学したばかりの少女たちが登場する。第1話は、中学校から上がってきた内部生の希代子と外部生の朱里が主人公。第2話は、朱里に親友の希代子を取られた奈津子を主軸にした物語。第3話は3人のクラスメイトでもあり、リーダー格の華やかな美人、恭子(きょうこ)に焦点をあて、第4話はそんな彼女たちの7年後の話が描かれている。本作では、第1話の「フォーゲットミー、ノットブルー」に注力して映画化される。
原作 柚木麻子「終点のあの子」(文春文庫)主人公の希代子を演じるのは、當真。ドラマ「妻、小学生になる」でテレビドラマ初出演を果たし、2023年には、NHK大河ドラマ「どうする家康」に家康の娘役として出演。映画への出演も相次いでおり、2025年だけでも「おいしくて泣くとき」、「雪風 YUKIKAZE」、映画初主演を飾る「ストロベリームーン」の3作品が公開される。また、7月放送開始のドラマ「ちはやふる めぐり」で連続ドラマに初主演することも決定しており、注目の若手俳優だ。「自分も何者かになりたい」という気持ちを抱き、今とは違う場所に身を置きたいと思っている希代子をまっすぐな存在感で体現する。
(C)2025「終点のあの子」製作委員会一方、希代子が惹かれる存在の朱里に扮した中島は、17年からモデル活動を開始。映画「クソ野郎と美しき世界」(慎吾ちゃんと歌喰いの巻)でスクリーンデビューし、「ウィーアーリトルゾンビーズ」「あこがれの色彩」などに出演。ディズニープラス「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」では主演を務めた。本作では、他のクラスメイトとは異なる、知的で大人びた風格と孤高さをまとった朱里とまさに同化したような実在感を作品に刻んでいる。また、希代子と朱里の同級生、奈津子と恭子を、オーディションで選ばれた平澤宏々路と南琴奈が演じる。
(C)2025「終点のあの子」製作委員会メガホンをとったのは「好きでもないくせに」「愛の病」の吉田浩太。2021年の「Sexual Drive」ではロッテルダム国際映画際に招待されるなど、これまで女性を主体的に描いてきた吉田が、狭い世界に固執する私立女子校を舞台に、痛くて切ない青春時代を描く。女性を多角的に描き続けている柚木氏の小説を原作に、今後の日本映画を担う次世代の役者陣を起用し、文学作品初挑戦にして吉田監督の新境地となる作品だ。なお、本作は6月13日から開催される第27回上海国際映画祭のGALA部門でのワールドプレミア上映が決定している。
(C)2025「終点のあの子」製作委員会スタッフ、キャストのコメント全文は以下のとおり。
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