「フォートナイト」でジェームズ・アール・ジョーンズさんのダース・ベイダーが復活

ゲーム内では、ベイダーはバトルロイヤルモードのボスキャラクターとして登場し、銀河帝国やフォースに関する質問はもちろん、ストームの最終円での戦略まで語ってくれるという。公式ブログには「シス卿は自分の意見を持っている」と記されている。

ジョーンズさんの遺族は、「ジェームズ・アールは、ダース・ベイダーの声が『スター・ウォーズ』の物語と切り離せないものであると感じており、あらゆる世代のファンがこれからもその体験を味わえることを望んでいました。この『フォートナイト』とのコラボレーションを通じて、長年のファンも新しい世代も、ベイダーの魅力を楽しんでくれることを願っています」とコメントを寄せた。

音声再現には、ウクライナのAIスタートアップRespeecherが協力。以前も「オビ＝ワン・ケノービ」や「ボバ・フェット」で若いルーク・スカイウォーカーやダース・ベイダーの声を再現しており、ルーカスフィルムとのコラボレーションの実績がある企業だ。

米バラエティによれば、導入初期には思わぬバグも発生した様子。ある配信者がベイダーに放送禁止用語を言わせたことで、ネットは騒然となった。開発会社のEpic Gamesは迅速に修正パッチを適用し、AIがコミュニティルールに反する応答を生成しないよう、多重のガードが施したという。また、13歳未満のプレイヤーには保護者の同意が必要、ベイダーに不適切な質問を繰り返すとチームから退去させられ再加入不能になる、問題ある応答はEpicに報告可能といった対策が追加されている。