片岡愛之助、森川葵が「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」ゲスト声優に！　本ビジュ＆本予告も完成

本作の舞台は、地図に載っていない謎の島。お宝を狙って乗り込んだルパン一行を待ち受けていたのは、“不死身の血族”と呼ばれる正体不明の存在だった。前代未聞のスケールとドラマで描かれ、全ての「ルパン三世」につながる、原点ともいえる物語が幕を開ける。

原作はモンキー・パンチ。監督は国内外でそのスタイリッシュな演出が高い評価を得ている「LUPIN THE IIIRD」シリーズの「次元大介の墓標」「血煙の石川五ェ門」「峰不二子の嘘」を手掛けた小池健。脚本は高橋悠也、音楽はジェイムス下地。そして栗田貫一、大塚明夫、浪川大輔、沢城みゆき、山寺宏一らおなじみのキャストが集結した。主題歌はB'zの書き下ろし楽曲「The IIIRD Eye」。

ゲスト声優として参戦する片岡が声を演じるのは、ルパンに立ちはだかる最強の敵、不死身の男ムオム役。子どもの頃から「ルパン三世」を観ていたという片岡は、出演決定に際して「歌舞伎『流白浪燦星（ルパン三世）』からのご縁で今回のお話をいただきまして、驚いたと同時にとても嬉しかったです。30年ぶりとなる2Dアニメーション劇場版に携わることができ光栄でございます。収録も『あ、ルパンと喋ってる！』と本当に夢のような時間で信じられなかったです」と自身が慣れ親しんだ作品へ出演できた喜びを語った。

一方、森川が命を吹き込むのは、片岡演じるムオムに仕え、予測不能な物語の鍵を握るミステリアスな少女・サリファ役。「魔女見習いをさがして」への出演などで声優経験のある森川だが、「お話をいただいた時に飛び上がるほど嬉しかったです。しかしアフレコの本番日が近づくにつれて、ルパンという名作への参加という重みに不安とプレッシャーが襲いかかりました。ムオムとサリファとのやり取りもぜひ目を離さず見ていただきたいです！」とオファーをもらった喜びと、名作に参加するプレッシャーを感じつつも意気込みを語った。

本予告は、歴代の劇場作品「ルパンVS複製人間」（78）、「カリオストロの城」(79)、「バビロンの黄金伝説」(85)、「くたばれ！ノストラダムス」(95)、「DEAD OR ALIVE」(96)の名シーンから始まる。そして、期待値が高まったところで、静かに微笑むルパンの「待ちくたびれただろ？」という一言から、本作の物語が紹介される。

地図にない謎の島に眠る莫大な財宝を狙い、まるで導かれるようにして島に辿り着いたルパンたち。敵を倒し財宝を盗み、24時間以内に脱出しなければならないが、ルパンとその一味を徹底的に追いつめる不死身の敵・ムオム（片岡）、謎の少女・サリファ（森川）
が彼らの前に立ちふさがる。そして、サリファの「あなたの一族はあなたの代で終わるの」という不穏な台詞と共に、水へ沈むルパンの姿が描かれている。ルパンの大切な仲間である次元、五ェ門たちが繰り広げる銃撃戦や斬鉄剣を用いた戦い、カーチェイスの迫力ある映像にB’ｚの主題歌「The IIIRD Eye」が絡み合う熱量の高い予告編に仕上がっている。

本ビジュアルは、今や「小池ルパン」とも称されるほど、ハードボイルドかつ迫力のあるタッチで、ルパンファンを魅了し続けている小池健監督の描き下ろし。おなじみのメンバーが顔をそろえ、背後には本作の最大の敵・ムオムと物語の鍵を握る謎の少女・サリファ。また、中央には苦悩の表情を浮かべる銭形警部が描かれている。

「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」は6月27日から公開。

原作：モンキー・パンチ (C)TMS

片岡愛之助と森川葵のコメント全文は以下のとおり。