マドンナ、自身の半生を描く伝記ドラマをNetflixで制作へ
2025年5月14日 11:00

マドンナが、自身の人生と音楽を題材にしたドラマシリーズをNetflixで制作することが明らかになったと、米Deadlineが報じている。「ストレンジャー・シングス」などを手がけ、最近では「デッドプール&ウルヴァリン」を監督したショーン・レビが製作総指揮を務めるという。
このプロジェクトは、マドンナとレビが長期間にわたって協議を重ねてきたもので、以前ユニバーサル・ピクチャーズで企画されていた伝記映画とは完全に別の新規企画だ。ユニバーサルの映画版では「オザークへようこそ」のジュリア・ガーナーが主演候補とされ、「JUNO ジュノ」のディアブロ・コディが脚本を執筆していたが、結局実現には至らなかった。
現在のNetflixプロジェクトは開発初期段階にあり、マドンナの数十年にわたるキャリアのどの時期に焦点を当てるかはまだ決まっていない。しかし、ガーナーは2023年12月にマドンナの「セレブレーション・ツアー」のステージに登場するなど交流を続けており、スケジュールが合えば本シリーズでもマドンナ役を演じる可能性があるとされる。
マドンナは昨年11月、Instagramで映画からテレビシリーズへの移行を示唆していた。「ナイト ミュージアム」3部作や「リアル・スティール」などの映画監督としても知られるレビは、Netflixでは「ストレンジャー・シングス」の制作総指揮のほか、「パーフェクト・カップル」や「すべての光が見えないとしても」など数々のヒット作を生み出してきた。彼の制作会社21 LapsはNetflixとテレビ番組の独占契約を結んでおり、今回のマドンナとの提携は、長年彼女が熱望してきた自伝的作品の実現に向けた重要な一歩となる。
「私はアーティスト、ミュージシャン、ダンサーとして、そしてこの世界で自分の道を切り開こうとしている一人の人間として、人生が私を導いてきた信じられないような旅を伝えたいのです」と、マドンナは2020年のユニバーサル映画発表時に語っていた。
ミシガン州出身のマドンナは、大学を中退しわずか35ドルを持ってニューヨークに飛び、音楽とダンスのキャリアを追求した原点から、常に予想を覆す道を歩んできた。世界で4億枚のレコードセールスを誇り、2008年にはロックの殿堂入りを果たした彼女の影響力は、単なる音楽業界の枠を超えている。「ライク・ア・ヴァージン」や「マテリアル・ガール」などの代表曲で知られるマドンナは、性差別に果敢に挑戦し、女性の権利やセクシュアリティについて率直に発言、社会規範に挑み続けるLGBTQコミュニティの強力な支持者でもある。
Netflixの公式コメントはまだないものの、ポップミュージックの歴史を塗り替えたマドンナの姿を描く本シリーズは、音楽ファンだけでなく、社会変革に関心を持つ幅広い視聴者から注目を集めることになりそうだ。

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