「サンダーボルツ*」V2! ピエロが人々を恐怖に陥れる低予算スラッシャー映画が5位【全米映画ランキング】
2025年5月13日 09:00

5月第2週の北米映画市場、週末3日間(5月9日~11日)の興行成績は、明暗が分かれる結果となりました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「サンダーボルツ*」(ディズニー)、マイケル・B・ジョーダン主演のR指定映画「Sinners(原題)」(ワーナー・ブラザース)などの大作が好調を維持する一方で、新作は観客動員に苦戦。週末全体の興収は前週から大幅に減少し、伸び悩む結果となりました。
「サンダーボルツ*」は公開2週目も首位をキープ。週末3日間で興収3300万ドル、累計で1億2800万ドルを超え、今夏の最初のヒット作品としての地位を築き上げています。「Sinners(原題)」も2位を維持し、週末3日間で興収2100万ドルを記録。全世界興収は2億8300万ドルをあげ、2025年の全世界興収ランキングで4位となっています。
アダム・チェーザレのカルト的な人気小説を映像化したスラッシャー映画「Clown in a Cornfield(原題)」(IFC Films)は、5位に初登場。寂れゆく町を舞台に、かつて町の成功の象徴だったピエロのキャラクターが現れ、人々を恐怖に陥れます。イーライ・クレイグ監督(「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」)がメガホンをとり、25年のSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)映画祭でプレミア上映。100万ドルに満たない製作費に対し、2277のスクリーンにて、週末3日間で興収360万ドルを記録しています。今週末の新作のなかでは、大きな成功をおさめており、ターゲット層に効果的にマーケティングすることで、低予算の作品でもヒットさせられることを証明しました。
6位は、ケリー・ワシントン(「ジャンゴ 繋がれざる者」)、オマール・シー(「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」)が共演したアクションスリラー「Shadow Force(原題)」(ライオンズゲート)。マーク・ストロング(「アトラス」)、ダバイン・ジョイ・ランドルフ(「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」)も顔をそろえ、ジョー・カーナハン監督(「炎のデス・ポリス」)がメガホンをとりました。懸賞金がかけられた、別居中のエリート工作員の夫婦(ワシントン、シー)は息子とともに、かつての雇用主である宿敵(ストロング)が送り込む、影の特殊部隊の追跡から逃れようとします。スターリング・K・ブラウン(「ブラックパンサー」)、ピラー・サボン(「ジャンゴ 繋がれざる者」)らが製作に参加。2170のスクリーンで公開され、週末3日間で興収201万ドルを記録し、興収の面では大きな苦戦を強いられました。
ジョシュ・ハートネット(「トラップ」)が主演した、ハンガリー、イギリス、アメリカ合作のアクションコメディ「Fight or Flight(原題)」(Vertical Entertainment)は、7位デビュー。ハートネットは、バンコクからサンフランシスコへのフライト中に、重要人物を保護するミッションに挑み、さまざまな国の敵と対峙することになる傭兵を演じています。2153のスクリーンで公開され、オープニング興収200万ドルをあげました。

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