ジェイソン・ステイサム主演「ビーキーパー2」、Amazonが5000万ドル超で世界配給権獲得
2025年5月8日 13:00

Amazon MGMスタジオが、昨年の世界的ヒット作「ビーキーパー」の続編となる「ビーキーパー2(原題)」の世界配給権を、5000万ドル(約75億円)を超える金額で獲得したことが明らかになったと、米Deadlineが報じている。
「ビーキーパー」は「スーサイド・スクワッド」のデビッド・エアー監督によるアクション映画で、アメリカの片田舎で養蜂家として隠遁生活を送る元諜報機関員のアダム・クレイ(ステイサム)が、フィッシング詐欺の被害に遭って自ら命を絶った恩人の老婦人の仇を追う物語だ。世界最強の秘密組織「ビーキーパー」に所属していた過去を持つクレイが、社会の害悪を排除するべく立ち上がるさまを描き、世界総興収1億6300万ドルを記録するヒット作となった。
続編には、「トランスポーター」シリーズや「ワイルド・スピード」シリーズなどアクションスターとして確固たる地位を築いているステイサムが続投。さらに自身の製作会社パンチ・パレス・プロダクションを通じてプロデューサーとしても参画する。
監督は前作のエアーに代わり、「ロスト・イン・シャドー」のティモ・ジャイアント、脚本は前作に引き続きカート・ウィマーが担当する。
本作は、Amazonが新設する劇場配給部門から公開される初期作品となる可能性があり、複数の主要地域での劇場公開が予定されている。Amazon MGMは最近、ステイサムと「ワーキング・マン(原題)」でもタッグを組んでいる。
製作を手がけるミラマックスはこれまで自社でテリトリーごとに配給権を販売する戦略をとってきたが、今回のようなグローバルな大型配給契約にシフトしていく見通しだ。
「ビーキーパー2(原題)」の日本公開時期は未定。
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