「ジョン・ウィック」新スピンオフ映画、ドニー・イェンが主演＆監督！

米ラスベガスで開催されたCinemaConで、ライオンズゲートが正式に発表したもの。イェンが「ジョン・ウィック　コンセクエンス」で演じた盲目の暗殺者ケインが主人公ということ以外、内容は明かされていない。撮影は今年後半に、香港で開始される予定となっている。

ライオンズゲートによれば、このスピンオフ作品は「イェンが築き上げてきた独自のスタイルをベースに、チャド・スタエルスキとの協業のもとで『ジョン・ウィック』ユニバースの拡張として開発されている」という。

イェン本人も、「『ジョン・ウィック』シリーズはアクション映画の新たな基準を打ち立てた作品群だ。その中で自分にこの機会が与えられたことを心から感謝しているし、今回の挑戦にとても興奮している」と意欲を見せていると、米Wrapは報じた。

「THE BATMAN ザ・バットマン」の続編やリーブスのコミック作家デビュー作「BRZRKR」の映画化で脚本を手掛けるマットソン・トムリンが、ロバート・アスキンズの旧稿を基に執筆を進めているとのこと。

プロデュースは、これまでの「ジョン・ウィック」シリーズと同様、バジル・イバニクとエリカ・リーがサンダー・ロード経由で、チャド・スタエルスキが87イレブン・エンターテインメントを通じて手がける。イェン自身も製作総指揮として参加する。

ケインが主人公のスピンオフ映画は、「ジョン・ウィック」ユニバースの拡大戦略の一環でもある。ユニバースの作品としては、アナ・デ・アルマス主演のスピンオフ映画「バレリーナ」が8月に公開予定となっている。