「不思議の国でアリスと」豪華声優陣発表 ハートの女王役は松岡茉優、“イケボ”なチェシャ猫は森川智之
2025年3月14日 06:00

ルイス・キャロルが生み出した名作「不思議の国のアリス」を日本で初の劇場アニメーション化する「不思議の国でアリスと Dive in Wonderland」の新たな声優が発表された。主人公・りせと不思議の国を取り巻く個性豊かなキャラクターの声を松岡茉優、山本耕史、八嶋智人、「ブラックマヨネーズ」の小杉竜一、山口勝平、森川智之、山本高広、間宮祥太朗、戸田恵子が務める。
主人公を演じるのは、「すずめの戸締まり」で主人公の声優に抜てきされ、NHK連続ドラマ小説「あんぱん」や映画「見える子ちゃん」(6月6日公開)が控える原菜乃華。周囲の顔色を窺いがちで、何もかもがうまくいかないと思い悩んでいるが、ある日、不思議の国に迷い込むことになる現代の大学生の女の子・りせを等身大に演じる。
不思議の国の世界で、りせと一緒に様々な出会いをしながら旅をするアリスを演じるのは、「はたらく細胞」で血小板役を演じた注目の子役マイカ・ピュ。物語はりせがアリスと出会うことで動き出していく――。 スタッフには、監督に「色づく世界の明日から」「白い砂のアクアトープ」の篠原俊哉、脚本に「薬屋のひとりごと」「アオのハコ」の柿原優子。アニメーション制作を「SHIROBAKO」「劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク」等で知られる P.A.WORKSが手掛ける。

新たに豪華声優陣が発表され、りせをワンダーランドへ誘う執事・浦井洸役で間宮、りせにたくさんの大切なことを教えてくれる祖母・安曇野文子役で戸田が出演。
「不思議の国のアリス」でおなじみのキャラクターたちも登場し、原作でも高い人気を誇るハートの女王役は松岡、マッドハッター役は山本、三月ウサギ役は八嶋、ハンプティダンプティ役は小杉が担当。白ウサギ役は山口、チェシャ猫役は森川、青虫役は山本が起用された。
あわせて、豪華声優陣の声が収められた特報映像、ティザービジュアルが披露された。
「不思議の国でアリスと Dive in Wonderland」は8月29日から公開。声優陣のコメント全文は以下の通り。
ハートの女王役の松岡茉優です。
子供の頃から、さまざまなアプローチでの「不思議の国のアリス」を楽しんできました。
もし自分がそんな状況に置かれたらどうするだろう?と考えたことは、大人になってからもたくさんあります。
篠原監督の創られた新しいアリスは、現代に生きる私たちとワンダーランドをシームレスに繋いでくれます。ぜひ世界に浸かって、楽しんでいただけたら幸いです。
ファンタジーであって、パラレルワールドであって、子供の頃にみた夢の中のような話で、行きたかった世界だけど、そこにはそこでの不思議な奇妙さやちょっと教訓もある。
僕はそんな「不思議の国のアリス」の世界感がすごく好きなのですが、今回の台本を読んだ時に、この世界観と今の時代とがまっすぐにうまくコラボできたのではないかと思いました。
いつの時代でも、どんな角度から誰がみても、この世界を楽しんでみることができる。
この時代に、老若男女問わず、みなさんが何か考えて、答えを見いだせる作品になっていると思いますのでぜひ楽しみにしてください。
子供も大人もみんな「りせとアリスと」一緒に旅に出かけると、すっごく大変だけど、とっても楽しいと思います。
僕たちがいろいろ迷惑かけますが、それもこれも全部込みで、一緒に旅して下さい。
そうすれば、観る人それぞれの『不思議の国でアリスと』が完成するんです。不思議でしょ?
あ、でもそれが、もしかすると「人生」ってもんかも知れませんね。
是非、劇場というワンダーランドで体験してみて下さい。
僕も体験したいと、声を入れた日から、ずっと思っています。
アリス好きの家族に、この『不思議の国でアリスと』に参加させてもらう報告をしたら大喜びで「楽しみ!」と言ってくれました。全国のみなさんにもそう思ってもらえたらうれしいです。
はやく舞台挨拶で「アリスヒーハー!」と叫びたい。舞台挨拶メンバーからもれたら家で言います!
お話をいただいて、このちょっと不思議な感じがする絵のキャラをどんな風に演じようと思った時に想像が膨らんで凄くわくわくしました。スマホやタブレットを駆使してPCリュックを背負い、大きな足をバタバタさせながら、せかせかと忙しなく動き回るその姿がコミカルで可愛いなって思いながら、声もそんな部分を感じてもらえたら嬉しいなと思いながら演じていました。
物語の中でも休む事なく喋り続け、ある場面では一人二役と、僕の中では八面六臂の活躍を見せてくれた白ウサギなのでした。余談ですが、彼が使ってるタブレットは T(tea)-Pad と言うらしく、マークがティーカップで可愛いんですよ。ステッカーとかグッズで出ないかなぁ^^
「不思議の国でアリスと」でチェシャ猫を演じます森川智之です。
元となる作品があの不朽の名作ですから、チェシャ猫を演じるにあたっては結構なプレッシャーを感じました。しかしフレッシュなメンバーと共演できたことはとても嬉しかったし、声優キャリアとしても財産になりました。私が思い描くチェシャ猫とは大分違うイケボなキャラクターだったので、どう仕上がるのか完成が楽しみです。是非、劇場にいらしてください!
「不思議の国でアリスと」という素晴らしい作品の出演オファーがあったこと自体が不思議でしょうがなかったです。
何故僕なんだ?不思議でした〜笑。そして演じたキャラクターも不思議な雰囲気をかもし出す面白いキャラクターだったのでそこに注目して頂き劇場で皆さんも楽しんで頂けたらと思います!
不思議の国の世界を体験出来るなんて・・・地球に生まれてよかったー!
「不思議の国でアリスと」にて、浦井役の声を演じさせていただきました。
最初は同じ事務所の原菜乃華が主人公を演じるということで、少しでも力になればと思ったのですが、菜乃華の声での表現があまりに素敵で、慄き、縮こまり、最終的にはすみませんお邪魔させていただきました、といった心持ちになりました。
世界中で愛される不朽の名作が、また新たな作品としてどのようになるのかを楽しみにしています。
柔らかなタッチの色彩で、ストーリーもとても和みます。大切なものは何かを教えてくれます。
私の役はりせの「おばあちゃん」。素敵なおばあちゃんで、良いことをたくさん言ってくれます。あんなおばあちゃんになりたいですね。りせにとってすごく心に残る存在です。
そして、とにかくワンダーランドのアリスがめちゃくちゃ可愛い。ポジティブだ。りせとアリスが好きなものを言い合うシーンはもう最高で、大好きです。たくさんの人に観て頂いて心を潤して頂きたいですね。
(C)「不思議の国でアリスと」製作委員会
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