英アカデミー賞「教皇選挙」が作品賞など4冠 「ブルータリスト」も監督賞ほか4冠
2025年2月26日 11:00

バチカンの教皇選挙を描いたミステリー「教皇選挙」が、2月16日に開催された第77回英国アカデミー賞で作品賞をはじめ、英国映画賞、脚色賞、編集賞の4部門を受賞した。
本作は、「西部戦線異状なし」で第95回アカデミー賞4冠を達成したエドワード・ベルガー監督による意欲作。教皇死去に伴い開催される極秘選挙「コンクラーベ」の舞台裏で、100人を超える枢機卿たちが繰り広げる駆け引きと対立を鮮烈に描く。選挙を執り行うローレンス枢機卿を演じるのは、「シンドラーのリスト」「イングリッシュ・ペイシェント」で知られる名優レイフ・ファインズ。彼が直面する宗教界の差別やスキャンダルが、緊迫感溢れる展開で描かれる。
ブレイディ・コーベット監督の「ブルータリスト」も監督賞、主演男優賞(エイドリアン・ブロディ)など4冠を達成。俳優部門では、「ANORA アノーラ」のマイキー・マディソンが主演女優賞、「エミリア・ペレス」のゾーイ・サルダナが助演女優賞、「リアル・ペイン 心の旅」のキーラン・カルキンが助演男優賞を受賞した。
「教皇選挙」は3月20日から日本で公開される。
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